« シニアに優しい電子ピアノ (~妄想~) | トップページ | 「指のハンディ」を嘆くより…… »

2014年9月30日 (火)

右手を怪我すると、必ずピアノが上手くなる

右手の指を、包丁で怪我してしまった生徒さんが、

「今日は、弾けないので見学させてください。」とのこと。

 

私は、すかさず、こんな経験談をお話しました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以前、小学生の生徒さんが、右手を骨折しました。


そこで、
ツェルニー 左手のための24の練習曲』(全音楽譜)

で、レッスン。
 

全曲、左手だけで弾く楽曲です。

 

その小学生の生徒の右手が完治したころ、

素晴らしい変化に気づきました。

 

(1) 弱かった左手の指が、とてもシッカリしたタッチに変化!

(2) ヘ音記号の読譜が苦手だったのですが、

低い音も、すぐにパッと読めるようになっていた。

 

まさに、怪我の功名☆

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その話を聞いた生徒さん、

「僕も左手だけで、弾いてみます☆」

 

 

ところが!

 

「(>_<;;ダメです~。

両手で弾けたのに、左手だけはうまく弾けません。

両手がパックになっていて……」

 

 

しばらく練習すると、

 あっ、左手は、こういうメロディーだったんですね~。

 今まで、な~となく右手に合わせているだけだった。

と、色々な気づきがあり、左手の演奏がだんだん素敵に……。

 

なまじ両手が使えると、左手だけにこれほど時間をかけないでしょう。

 

やっぱり、右手を怪我すると、演奏が良くなる。

  

怪我 の功名です☆

« シニアに優しい電子ピアノ (~妄想~) | トップページ | 「指のハンディ」を嘆くより…… »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。