シニア世代が「人前での演奏」をするために
ホテルのようなロビーに、モホガニー色のグランドピアノ。
実は、シニア生徒さん達がボランティア演奏に行く予定の施設です。
施設スタッフに、ボランティア演奏のご相談をしたところ、
(A案) 「交流」が目的の会なら、食堂(キーボード使用)で。
(B案) 「鑑賞」が目的の会なら、ロビー(グランドピアノ使用)で。
が良いだろうとのことでした。
教室に帰って、生徒さん達に希望を伺ったところ、B案(鑑賞型)を選択されました。
プロのような上手な演奏ではないかもしれないけれど……、
難易度の低い曲かもしれないけれど……、
でも、いっしょうけんめい練習してきちんと準備した、「失礼に当たらない演奏」にしたいものです。
前回書いた「7つの課題」以外に、合唱伴奏の人はさらに次の課題も加わります。
(8) 歌詞を一緒に歌いながらでも、弾けるようになろう
……「歌詞を考えると、指が間違えてしまう」状態から脱却。
(9) 聴衆の目を見ながらでも、弾けるようになろう
……自分の演奏で「いっぱいいっぱい」の状態から、「余裕」の演奏に。
(10) 歌い始めで、うまく合図を出そう
……前奏の後、「歌い出す箇所」で「ハイッ!」と言う練習も。
入所者さんも喜んでくださって、
生徒さんも沢山の学びがある良い会になりますように……☆
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