家ではスラスラ、本番ではボロボロ……の対策
家では、とても上手に、暗譜でスラスラ弾けたんです!本当です!
でも、本番では……頭まっ白、演奏ボロボロ。悲惨……(;_:)
という話を、シニアの生徒さんからよく聞きます。
今度、シニア生徒さん達が、施設にボランティア演奏をしに行くのですが、
暗譜で「何となく弾ける演奏」から、暗譜で「確実に弾ける演奏」にする必要があります。
そのために、次のような「7つの課題」を、一つずつクリアすることに。
(1) メトロノームに合わせて弾いてみよう(テンポ__ )
……自分のペースでしか弾けないのではなく……。
(2) もっと速いテンポでも弾いてみよう(テンポ__ )
……(1)のテンポでしか弾けないのではなく、もっと速くても指が動く状態に。
(3) もっと遅いテンポでも弾いてみよう(テンポ__ )
……遅く弾く方が難しい。
次の音をきちんと音が分かっていないと弾けない。
(4) 右手パートを、ドレミで歌ってみよう。
……万が一ミスしても、ドレミが分かっていれば安心。
(5) 左手パートを、ドレミで言ってみよう。
……「両手がパック(?)」になっていて、
左手がどの音を弾いているか?など意外と分かっていないもの。
(6) 自分の演奏を、録音して聴いてみよう。
……第三者の耳で客観的に聴くと、自分の欠点がよく解ります。
(7) 「曲想」が素敵についた演奏に(強弱・息継ぎ・フレーズ感など等)
……ただ弾けるだけではなく、
聴いている人が「気持ちいい」と感じるような演奏に。
さあ、少しずつクリアできるように、がんばりましょう☆
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