« 10年後、高齢者の5人に1人が認知症 | トップページ | シニア世代が「人前での演奏」をするために »

2015年1月14日 (水)

家ではスラスラ、本番ではボロボロ……の対策

  

家では、とても上手に、暗譜でスラスラ弾けたんです!本当です! 

でも、本番では……頭まっ白、演奏ボロボロ。悲惨……(;_:)

 

という話を、シニアの生徒さんからよく聞きます。

 

今度、シニア生徒さん達が、施設にボランティア演奏をしに行くのですが、

暗譜で「何となく弾ける演奏」から、暗譜で確実に弾ける演奏」にする必要があります。

 

そのために、次のような「7つの課題」を、一つずつクリアすることに。

 

(1) メトロノームに合わせて弾いてみよう(テンポ__ )

……自分のペースでしか弾けないのではなく……。

 

(2) もっと速いテンポでも弾いてみよう(テンポ__ )

……(1)のテンポでしか弾けないのではなく、もっと速くても指が動く状態に。

 

(3) もっと遅いテンポでも弾いてみよう(テンポ__ )

……遅く弾く方が難しい。

次の音をきちんと音が分かっていないと弾けない。

 

(4) 右手パートを、ドレミで歌ってみよう。

……万が一ミスしても、ドレミが分かっていれば安心。

 

(5)       左手パートを、ドレミで言ってみよう。

……「両手がパック(?)」になっていて、

左手がどの音を弾いているか?など意外と分かっていないもの。 

 

(6)       自分の演奏を、録音して聴いてみよう。

……第三者の耳で客観的に聴くと、自分の欠点がよく解ります。

 

(7)      「曲想」が素敵についた演奏に(強弱・息継ぎ・フレーズ感など等)

 ……ただ弾けるだけではなく、

   聴いている人が「気持ちいい」と感じるような演奏に。

 

 

さあ、少しずつクリアできるように、がんばりましょう☆


« 10年後、高齢者の5人に1人が認知症 | トップページ | シニア世代が「人前での演奏」をするために »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。