50歳すぎて大学院受験した理由
大学院に行き始めたとき、私は50歳になっていました。
シニアレッスンを始めた40代の頃は、
「経験」と「勘」だけで教えていました。
もちろん、「経験」も「勘」も、とても重要です。
でも、さらに「科学にも裏付けられた指導」がしたい。
その指導法を考えるために、大学院に行きたいと思い始めました。
しかし、そう思った時すでに、私は40代後半。
そんな歳で大学院を出ても、修了後の道などないし……。
大学院の授業料って、安くないし……。
収入より支出の方が……。
バカな女……。
と、自分で呆れはてました。
でも、目の前に、70代、80代の生徒さんがいて、
ピアノが弾けるようになりたいと、一生懸命がんばっていらっしゃる。
そんな姿を見て、
「自分に出来るかぎりのことをしてあげたい」
と思わない先生がいるでしょうか?
「経験」や「勘」や「推測」だけでなく、
自らきちんと調査し、心から納得できる方法で、最良の指導をしたい。
そして私は、入学願書をエイッ!と出したのでした。
(結果は……次回)
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