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2015年2月22日 (日)

50歳すぎて大学院受験した理由

 

大学院に行き始めたとき、私は50歳になっていました。

 

シニアレッスンを始めた40代の頃は、

経験」と「」だけで教えていました。

 

もちろん、「経験」も「勘」も、とても重要です。

でも、さらに「科学にも裏付けられた指導」がしたい。

 

その指導法を考えるために、大学院に行きたいと思い始めました。

しかし、そう思った時すでに、私は40代後半。

 

そんな歳で大学院を出ても、修了後の道などないし……。

大学院の授業料って、安くないし……。

収入より支出の方が……。

バカな女……。

 

と、自分で呆れはてました。

 

でも、目の前に、70代、80代の生徒さんがいて、

ピアノが弾けるようになりたいと、一生懸命がんばっていらっしゃる。

 

そんな姿を見て、

「自分に出来るかぎりのことをしてあげたい」

と思わない先生がいるでしょうか?

 

「経験」や「勘」や「推測」だけでなく、

自らきちんと調査し、心から納得できる方法で、最良の指導をしたい。

 

そして私は、入学願書をエイッ!と出したのでした。

(結果は……次回) 


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