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2015年2月23日 (月)

オバサン学生になるの巻

 

めでたく、大学院生となることが出来ました。

 

ピアノを、シニア世代にどう教えるか?

を考えるためにはまず、

シニア世代の特徴(心理、能力、様々な特徴)を知らなければなりません。

それをまとめるのに、2年かかりました(修士)。

 

そもそも、シニア世代は何を求めてピアノを習うのでしょう? 

調査して分析して明らかになるまで、さらに2年かかりました(修士)。

 

ピアノに健康効果も求めていることが解ったのですが、

その効果について知るのに、さらに3年間かかりました(博士)。

 

そしてやっと、

だから、シニア世代のレッスン法はこうすればいい

ということが、少し言えるようになりました。

 

私の研究で解ったことは、決して

「多くの命を救うIPS細胞」や「夢の若返りが可能なSTAP細胞」のような、

注目を浴びるような研究ではありません。

 

でも、小さな小さな、畳の目ほどの発見であっても、

それらを蓄積していくことが、

今、ピアノ教育学に必要だと思ったのです。

 

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