オバサン学生になるの巻
めでたく、大学院生となることが出来ました。
ピアノを、シニア世代にどう教えるか?
を考えるためにはまず、
シニア世代の特徴(心理、能力、様々な特徴)を知らなければなりません。
それをまとめるのに、2年かかりました(修士)。
そもそも、シニア世代は何を求めてピアノを習うのでしょう?
調査して分析して明らかになるまで、さらに2年かかりました(修士)。
ピアノに健康効果も求めていることが解ったのですが、
その効果について知るのに、さらに3年間かかりました(博士)。
そしてやっと、
「だから、シニア世代のレッスン法はこうすればいい」
ということが、少し言えるようになりました。
私の研究で解ったことは、決して
「多くの命を救うIPS細胞」や「夢の若返りが可能なSTAP細胞」のような、
注目を浴びるような研究ではありません。
でも、小さな小さな、畳の目ほどの発見であっても、
それらを蓄積していくことが、
今、ピアノ教育学に必要だと思ったのです。
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