童話「七人のピアノ教師」
7人の先生が、ピアノレッスンをしています。
「何をされているのですか?」と主人公が質問。
一人目の先生は、腹立たしげに答えました。
「何をしているかだって? 私はこれで食べているんだよ!」
二人目の先生は、目を輝かせて答えました。
「世界一のピアニストを育てている最中です!!」
三人目の先生は、淡々と答えました。
「一人一人から何かを引き出す職人の仕事をしております」
四人目の先生は、こう答えました。
「専門家の知識と技を伝授しているところですわ。ホホホ」
五人目の先生は、芸人風のノリで答えました。
「今の忙しい子に、楽しい時間を提供しています」
六人目の先生は、穏やかに答えました。
「ピアノを好きになってもらおうと、嗜好コントロール中。」
七人目の先生は、遠くを見ながら答えました。
「皆の心にオアシスを作っているところです」
要するに、「この仕事は、その先生の捉え方しだい」
というお話のようです。
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