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2015年5月12日 (火)

童話「七人のピアノ教師」


7人の先生が、ピアノレッスンをしています。

 

「何をされているのですか?」と主人公が質問。

 

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一人目の先生は、腹立たしげに答えました。

「何をしているかだって? 私はこれで食べているんだよ!」


二人目の先生は、目を輝かせて答えました。

世界一のピアニストを育てている最中です!!」

  

三人目の先生は、淡々と答えました。

「一人一人から何かを引き出す職人の仕事をしております」

 

四人目の先生は、こう答えました。

「専門家の知識と技を伝授しているところですわ。ホホホ」

 

五人目の先生は、芸人風のノリで答えました。

「今の忙しい子に、楽しい時間を提供しています」

 

六人目の先生は、穏やかに答えました。

「ピアノを好きなってもらおうと、嗜好コントロール中。」

 

七人目の先生は、遠くを見ながら答えました。

「皆の心にオアシスを作っているところです」

 

 

要するに、「この仕事は、その先生の捉え方しだい」

というお話のようです。


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