「ピアノを学ぶ」と「ピアノで遊ぶ」との違い
遊ぶと学ぶは同じこと。
「遊び感覚で学ぶ」
ことの大切さを説いた伝説の国語教師(橋本武さん)の言葉です。(先日の天声人語より)
「ピアノを弾く」は、英語で「~play piano.」。
私が3歳から受けていた、
コンクール全国入賞が目的の「怖いレッスン」は、
「play」「遊び感覚」「楽しい」とは程遠いものでした。
そして、ピアノが嫌いになるという悲劇。
今は、幼児に適した素晴らしいメソードがたくさん開発され、
色とりどりの楽しそうな教材や教具をつかって、
「遊び感覚」で「楽しく」ピアノを「play」できるでしょう♪
「今、その一曲だけ、上手に弾ければいい」ではなく、
5年後、10年後、いえ生涯、ピアノを楽しめるように、
読譜力などの真の力をつけようと、焦らずゆっくり育てる先生も増え、嬉しく思います。
レッスンは、単に「楽しければOK」というものでもありません。
子どもの「ピアノを学ぶ」ためなら月謝を出すけれど、
「遊び」のためには……と思う保護者の気持ちも解ります。
でもやはり、音楽って「楽」という字があるように、
楽しく遊び感覚で「play」するものでしょう。
怖い先生に習って良かったことが、一つ。
そのような先生に習っていたからこそ、今、
自分のような悲劇を生んではならない!
ピアノを心から楽しめるレッスンをしたい!
……と、人一倍思えることです。
そして、そんな指導や教材作りのためなら、
無限に情熱が湧いてくることです。
「どんなことにも意味がある」ようです。
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