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2016年3月13日 (日)

ピアノ指導を、ロボットがする時代が来る?

 

専門家の「直感」は、研究者の「理論」に勝る。と、ショーンの『省察的実践とは何かープロフェッショナルの行為と思考』にあります。

 

AI(人工知能)が、人間の「直感を学び進化して、囲碁で人間に勝った。と、本日の新聞記事。

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私の好きなペッパー君のことも、書かれていました。

「学習するAI(人工知能)」を使って、「また来てくれたんですね。前に買ったスマホケースはどうでしたか?」などと、接客できるそうです。

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こう考えると……、

ロボットに「ピアノ指導法」をインプットして、ピアノ教師の「直感」を学習させれば、最善のアドバイス・言葉がけで指導できる時代がくるかも……。 

 

・「ここの音が違ったよ。」「ここのリズムが少し速かった」など読譜のことも、

「手首が下がり過ぎ」「もっと脱力して」などフォームのことも、お手のものでしょう。

 

毎週のデータを蓄積しているので、こんな指摘も適確。

「いつもより、練習が足りないね。どうして練習しなかったの?」

 

・感情読み取りロボットですから、生徒の表情を見て、それに適した発言も。

「練習したくても出来なかったの? 理由を聞いてもいい?」

 

・もちろん、「すごいよ! 今までで一番よく弾けた!」なんて褒め言葉も(感動すると、体中がピカピカ光ったり……☆)

 

ああ、ロボットの方がずっと優秀な指導ができる時代がくるかも……。

 

 

ただ、生徒の希望を伺ったりする最初の面談だけは、人間がやるでしょう。

・「コンクールでをとりたい」という生徒には、そのようなプログラム。

・「のびのび自由に音楽を楽しみたいので○○メソードで」という生徒には、そのプログラム。

・「○○音大受験が目標」の生徒には、○大学入試用のプログラム。

……と、個々のニーズに最適のプログラムを走らせる。

 

うーん、ウカウカしていられないなぁ。。。

人間、がんばれ!


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