指導が面白くなってきた時期
同級生のコンサートチラシを見ていたら、色々な想いが……。
実は私、若い頃(?)は、「教えている」より「演奏している」方が好きでした。
生徒の発表会では、最後に「先生の演奏」をするのが楽しみで、いつもワクワク。
発表会の講師演奏ではなく、プロの演奏家としてコンサートで弾く機会に恵まれると、もっと嬉しく思いました
小さな会場から、1000名の大ホールでの有料コンサートの機会に恵まれ、もっともっと嬉しく……。
共演者もキャリアのある素晴らしい演奏家に恵まれ、こんな幸せなことはない!
……最初は、そう思っていたのですが、徐々に気持ちに変化が。
世の中には超上手な人が沢山いて、いくら頑張ったところで……と見えてしまったというか、意欲が失せていきました。
一方、若い頃は魅力を感じなかった指導が、とても面白くなってきたのです。
「こう教える」と「こうなる」という方法論が解ると、指導は実に楽しく、
その方法論を自分で見出していくことは、もっと魅力的でした。
まして未知の領域「シニアの指導法」を考えるのは、とても楽しいプロセスですし、
実際のシニア生徒さんへのレッスンは、私にとって、大きな大きな喜びです。
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