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2016年4月30日 (土)

生徒さんの個人情報保護

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町内会の名簿が何冊も溜まったので、廃棄しようと思いましたが、

安易に捨てては迷惑をかけるので、シュレッダーにかけました。

ついでに、他の個人情報の分かる書類も一緒にかけたら、恐ろしい量。
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ピアノの生徒さんの住所・TELが書かれた紙も同じです。

 

ウン十年前に大手楽器店から頂いた生徒名簿を見つけてビックリ!

(学校の生徒名簿もそうでしたが)住所・TELだけでなく、親の名前・職業の欄まで。
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今なら、非難されそう。。。

 

それから、著作権。昔は、平気で楽譜をコピーして生徒さんに(親切のつもりで)渡していましたが、今は訴訟にも。

そして、肖像権も。生徒さんの写真を、許可を頂かずにホームページ掲載すれば、100万以下の罰金または実刑。

 

昔はおおらかで良かった……とも思いますが、

子どもの姓と名を呼んでくる誘拐犯、振り込め詐欺グループ……悪用される危険がある限り、

ピアノの先生は、生徒さんの個人情報を保護し、みんなの権利を守らなければ……。


 

2016年4月29日 (金)

どうして、こんなに溜まるのでしょう? 

  

ふだん使わないレッスングッズを入れていた棚が、あふれてきたので種類ごとに整理。

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(↑これは、ほんの一部)


よくまあ、こんなに沢山の本やファイル。

フラッと楽器店に寄れば、興味ある本を数冊は買い、

「読譜の指導法」「リズム指導法」……何か知りたいことがあると、アマゾンで関連本を510冊、大人買い。……溜まるわけです。

服はあまり買わない方なので、血や肉になる本代には……と自分に言い訳しつつ。

 

本以外に、過去のレッスン日誌、

毎回のグループレッスンのタイムテーブルやカリキュラム、

自分が受けた指導者セミナーの資料、様々な指導メソッドの資料、

子どもの生徒に教えていた頃のテキストや教材、

子どもの生徒達の作文(いつも発表会を終えると、感想を書く宿題を出していた)

……懐かしい。

一つ一つが、自分の足跡でもあり、宝物

 

昔のレッスン日誌などを読み始めると、時間ばかりたちます。

でも、初心を思い出し、原点に戻る。……過去をふり返るのも、たまには貴重です。

 

 

2016年4月23日 (土)

生徒さんに導かれていた先生  


シニア生徒さんにインタビューをさせて頂いたことがありますが、昨日は、インタビューを受ける側。

もちろん内容は、「シニアのピアノ」に関すること。(掲載されたら、ご紹介しますね)

 

上手に質問を投げかけ、私の想いを引き出してくださったインタビュアーさん、

和やかな雰囲気を作ってくださったカメラマンさん、

……皆様のおかげで、とても気持ちよくお話させて頂きました。ありがとうございました。

 

質問され、自分の心の奥底の想いを一つ一つ拾っていき、

終了後に、解ったことがあります。

今まで、先生が 生徒を指導していると思っていましたが、

でも実は、私が、素敵なシニア生徒さん達に導かれていた

……そう、気づいたのです。

 

シニア生徒さんがあまりにも熱心なので、

その熱心さに少しでも応えたい……と勉強を続け、気づいたら学位がとれていた。

 

シニア生徒さん達があまりにも素敵なので、

「聞いて! ピアノに挑戦するシニアって、こんなに素敵」

と、伝えたくなってホームページに書いていました。

それを見たライターさんから出版のお話を頂き、

指導書や教本やワークや学習書へと……。

 

考えてみると、すべて、シニア生徒さん達から始まっていて、

生徒さん達が私を導いてきた。

 

あらためて感謝の気持ちが湧いてきます。

シニア生徒さん達に感謝。

その出会いに感謝。

このことに気づかせてくれた今回の取材に感謝です。

 

シニアレッスン、もっとがんばろう! と思えました。

 


 

 

2016年4月21日 (木)

はやく元気な日本に……

 

美味しいものを食べたら、グルメ写真☆

楽しいことがあったら、笑顔写真☆

レッスンで嬉しいことがあったら……よかったぁ (^^

……そんな記事を、いつも日記に載せていましたが、

被災地の大変な状況を思うと、とても載せる気がしなくなってしまい……。

 

落ち込んでいても何も良くなりません。

もし微力でも自分に協力出来ることがあればして、  

出来ないなら、お見舞いの心を持ちつつ、自分のやるべき仕事をがんばる。

 

いつも通りレッスン出来る幸せに、心から感謝して、

一生懸命に指導したいと思います。 

 

少しでも早い復興を心からお祈りして……。


 

 

2016年4月16日 (土)

熊本地震……何ができるのでしょう?

 

「本震」と思っていたのが、実は「前震」。

家屋倒壊、土砂崩れ……忘れかけていた地震の怖さ。

 

東日本大震災の時もそうでしたが、

こういう時って、音楽をやっている人には、何が出来るのかも解りません。

 

むやみに物資を送っても、不必要な物だったり、迷惑なことも……。

適切な支援が、本当に必要な人になされるシステムが大事。

こういうプロジェクトって、すごいなと思います。

 

西條先生がまだ非常勤講師だった頃、授業をとったことがあります。

構造構成主義が、こうも機能する素晴らしいシステムだったとは……。

 

被災された方に、心からお見舞い申し上げます。

雨との予報。さらに被害が広がりませんよう……。



 

2016年4月11日 (月)

ピアノ教室の会計が、可愛いものに思えました 

 

銀行の通帳や貸金庫の代表者名を、自分の名義にする。

奥の金庫部屋に入り、貸金庫を開ける。

全ての出し入れを、ATMではなく、払い戻し用紙に品名を書き、

件数が多いので、窓口ではなく、仕切られたボックス席でやりとりし、

300世帯から集めたお金を扱い……

 

町内会の役員がまわってきて、「会計」の係になりました。

ピアノ教師も、まず「地域の一員」なのです。

 

銀行だけではありません。

町内会の「集会所」の保険会社、上下水道局、東電などに、名義変更を知らせる。

(「ただ今、込み合っております」と、なかなかつながらない所も……)

幾つかの子供会、シルバークラブ、様々な所に「補助金○万円」をお渡しする。

受け渡し時間や場所を、個別に相談して、個別にお渡し。

(なかなか連絡がとれない留守宅も……。) 

 

やたら時間をとられ、なんだか大変。。。

 

でも、良かったことが一つ!

今まで面倒と思っていたピアノ教室の会計が……とても簡単に思えてきました。

収入もたかが知れ、支出も高くて楽器代……ピアノ教室の会計なんて可愛いものに思えてくるから不思議。

 

企業で経理でもしていた人なら、町内会の会計など何でもないでしょう。

でも、そのような経験の無い私には、とても新鮮。

 

高校を出てバトミントン一筋だった選手の違法カジノが話題ですが、

大学を出てすぐ音楽の世界に入った人もやはり、狭い世界しか知らないのでしょう。

 

謙虚な気持ちで、地域の一員として、一年間、会計を務めたいと思います。



 
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信州 長野県の「アルストロメリア」~光と風と水のハーモニー~
長野県の高原に咲いていたことを思い出して……
 

2016年4月 7日 (木)

『ピアノ・アドベンチャー』と『シニア教本』のルーツが同じだった?

 

音楽は万人のものである

というロバート・ペース教授の考え方が、私のシニア指導メソードの根本にあります。

ペース先生との出会いが無ければ、「趣味で楽しむピアノ・レッスン」シリーズは生まれていなかったでしょう。

 

20年以上も前、私はペース先生のサマーセッションを、4週間位にわたりコロンビア大学で受けていました。 

 

全テキストを学びますが、幼児用テキスト「モペット」の指導法の授業の時です。

絵しか描かれていないページを見て、「子どもにどう音楽を教えるか?を考えて発表する」という課題が全員に出ました。

自分がどんな発表をしたかは忘れましたが、少し離れた席の「ナンシー」という女性が、「クワックワッ」など動物の鳴き声を入れた替え歌で、とても楽しいレッスン展開を発表したことを覚えています。

 

 

最近、日本で「ピアノ・アドベンチャー」というテキストが人気ですが、著者名がナンシー

もしや……? と思い調べてみると、案の定、ナンシーはコロンビア大学のペース先生のサマーセッションに参加していて、今のご主人ランディ・フェイバーさんと出会ったのもコロンビア大学とのこと!

  http://www.pianoteaching.com/about/pdf/KeyboardComp-Aut06-p56-61.pdf

 

顔も……。ああっ、あのナンシーさんだ☆

 

ピアノ・アドヴェンチャー 」のナンシーさんも、「趣味で楽しむピアノ・レッスン 」の私も、

同じ教室で同じペース先生の指導法を学んでいたとは……!

 

子ども向けテキスト」と、

Nancy1   + Nancy2
  (教本 + ライティングブック)
 

シニア向けテキスト」と、

Moto1  +     Moto2  
      (教本 + ワークブック)
 

一見、正反対ですが、その根底に流れる大きな考え方は、実は一緒なのかもしれません。


 

 

2016年4月 5日 (火)

公民館等でのシニアピアノ講座の進め方

 

「公民館や生涯学習センターなどでの『全○回で終了』という講座は、

シニアの方にとって受講しやすいようです。」

と、教本セミナーでお伝えしたことがあります。

 

セミナーを受講されたA先生は、さっそく生涯学習センターに講師登録。(素晴らしい行動力!)

 

再び、別会場のセミナーに出席され、次のような質問をされました。

 

「最初の数回は、紙鍵盤で出来そうです。でもその後のお稽古は、人数分の鍵盤楽器を揃える必要が……? どうすればよいでしょう?」

 

11台のピアノがあれば理想ですが、そのような会場では、たいていピアノ1台のみです。

実際にレッスンされている先生方からは、次のような方法を伺ったことがあります。

 

1台のピアノを交代で弾き、ほかの人は各自キーボード使用。

(キーボードは、先生が持ち込み or 各自が購入して持参)

②レベルが進んだら「個人レッスン」形態にして、他の人はそのレッスンを見学。

 (人のレッスンを見ているのも、意外と勉強になるもの)

③このような会場でレッスン出来るのは「入門時だけ」と割り切り、続けたい人にはピアノ教室をご紹介。

 

会場に全員分のキーボードをずっと置かせてもらえたり、もらえなかったり、 

駅から遠くてシニアが楽器持参するのは大変だったり、そうでなかったり、

……その会場、その会場、状況が違うので、どうぞ一番良い方法を考え工夫してみてください。

 

がんばって~~ (^O^)/♪


 

2016年4月 2日 (土)

シニアレッスンを見学したいのですが……

 

「元吉先生のシニアレッスンを、見学させてほしいのですが……」

臼井や茅ヶ崎や色々なシニア教本セミナーで、受講の先生から、このように言って頂いたことがあります。

 

確かに「百聞は一見にしかず」。

説明を「百」聞くよりも、実際のレッスンを一回見る方が、ずっと解るということもあります。私も、以前にPTNAレッスン見学に申し込んだ経験があります。(その時は、抽選にハズレてしまったのか叶わなかったのですが…。)

 

他の先生から見学したいと言って頂けるとは、とても光栄なことです。

ただ、人数に限りがあること、見学を活かせる仕組み、見られることによる生徒さんの気持ちの動揺、色々な課題があります。

まずは、主体である生徒さん自身のお気持ちを伺ってみて、

その上で、どうするか? 生徒にも先生方にも良い方法を慎重に考えたいと思います。


 
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遠くから見ても、近くで見ても、綺麗♪

2016年4月 1日 (金)

多くのシニアがピアノで幸せになりますよう……♪

 

60歳以上」のピアノ学習者のために、初めて出たピアノ学習書、

今日から弾ける いきいきピアノレッスン

のことを、茨城県のつくば・土浦地域の新聞である常陽新聞社さんが書いてくださいました。

ありがとうございます☆

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以前に、常陽新聞の記者さんから、

「ホームページを見て感銘を受けたので、取材させてほしい」 

とメールを頂き、お受けしたことがあります。

気恥ずかしいので、誰にも言いませんでしたが…… (^^;;;
Journal3

 

記者さん(古賀由美子さん)とお話ししていた時、

ご高齢のお母様がピアノを始めたことなどを伺ったので、

プレゼントを申し出たところ、「ぜひ!」と言って頂き、このような記事になりました。

 

この本で、一人でも多くのシニアの方がピアノで幸せになりますよう……♪



 

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