公民館等でのシニアピアノ講座の進め方
「公民館や生涯学習センターなどでの『全○回で終了』という講座は、
シニアの方にとって受講しやすいようです。」
と、教本セミナーでお伝えしたことがあります。
セミナーを受講されたA先生は、さっそく生涯学習センターに講師登録。(素晴らしい行動力!)
再び、別会場のセミナーに出席され、次のような質問をされました。
「最初の数回は、紙鍵盤で出来そうです。でもその後のお稽古は、人数分の鍵盤楽器を揃える必要が……? どうすればよいでしょう?」
1人1台のピアノがあれば理想ですが、そのような会場では、たいていピアノ1台のみです。
実際にレッスンされている先生方からは、次のような方法を伺ったことがあります。
①1台のピアノを交代で弾き、ほかの人は各自キーボード使用。
(キーボードは、先生が持ち込み or 各自が購入して持参)
②レベルが進んだら「個人レッスン」形態にして、他の人はそのレッスンを見学。
(人のレッスンを見ているのも、意外と勉強になるもの)
③このような会場でレッスン出来るのは「入門時だけ」と割り切り、続けたい人にはピアノ教室をご紹介。
会場に全員分のキーボードをずっと置かせてもらえたり、もらえなかったり、
駅から遠くてシニアが楽器持参するのは大変だったり、そうでなかったり、
……その会場、その会場、状況が違うので、どうぞ一番良い方法を考え工夫してみてください。
がんばって~~ (^O^)/♪
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