きょうは悲しいです……(後悔)
今年のお正月過ぎ、道で偶然、元生徒ひろしさんにお会いしました。
大正8年生まれですから、95歳になっていらっしゃるはず。
お互いに懐かしくなって、おしゃべり (^^♪
そして、別れ際の言葉です。
元生徒さん:「また、同窓会、やってくださいよぉ (^-^) 」
私:「わかりました。じゃあ、そのうち、やりましょう♪ お元気で~ (^⁻^)/~~~ 」
同窓会というのは、シニアピアノ10周年の時に、
色々な事情で来れなくなった元生徒さん達にお声をかけて開いたものです。
それはそれは楽しいひと時でした。
道での再会から何ヵ月か後、元生徒ひろしさんが亡くなったことを、ご近所の人から聞きました。
「家の中で転んで、頭を打ち、救急車で運ばれたけれど、病院で亡くなられ……」
えっ? あんなに元気でお話していたのに・・・悲しい (;_:)
もっと早く同窓会を開けばよかった・・・
ああ、悔やまれます。ごめんなさい・・・・・
入会時、「いつか弾きたい曲」欄に、ひろしさんが書かれた“ダニーボーイ”を、
天国まで聴こえるように窓を開けて弾きました。
同窓会開催をグズグズしていたお詫びの気持ち、
ピアノを習いに来てくれてありがとうという感謝の気持ち、
色々な気持ちがピアノの音と絡み合い、弾き終わる頃には…… (/_;)グシュン
ひろしさん、これからもずっと60歳からのピアノ教室を、天国で見守っていてください。
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コメント
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みかんピアノ先生、お久しぶりです。
そうなんですよね。
生の有限性……人間は誰でも避けられないこと。
でも、だからこそ、この時期の学びはとても意味があるのかと……。
アッ、これは、みかん先生の指導教員のご専門でした。(^_^)ゞ
みかん先生、大学院生活、どうぞ頑張ってください。
元吉 ひろみ
投稿: 60歳からのピアノ | 2016年5月21日 (土) 14時19分
大人のレッスンでは、永遠の別れは避けられないときがありますね・・私も何度か経験があります。
余命がわかってから「やり遺したこと」としてピアノを習いにきてくださった方もいました。
もう繋がるはずがないのですが、その方の携帯番号を登録したままになっています。
元吉先生の大切な生徒さんのひろしさん、苦しまずに逝かれてよかったですね。晩年に音楽で元吉先生と出会えたことを喜んでらっしゃったと思います。
ご冥福をお祈りします。三上
投稿: みかんぴあの | 2016年5月21日 (土) 01時24分