書き物をするときの風景
「ピアノを教えること」が、私の一番の関心ごとで、
「ピアノを弾くこと」が、私の表現手段の一つです。
このところ、日記を書く何かを書く……「書くこと」もまた自分の表現手段の一つになっています。
書く場所は、修論も博論もそうでしたが、ダイニングテーブル。
最近は、道具を持ってレッスン室に行くようになりました。
防音のレッスン室は静かなので、邪念を断ち切って集中できます。
書く時間は、朝。その方が、筆が進みます。
比べるのもおこがましいですが、作家の村上春樹さんは、朝4時から9時が執筆タイム。と、何かで読んだことがあります。やはり執筆タイムは「朝」が正解なのでしょう。
書き物をする机は、生徒さんがワークブックなどで使うテーブル。
机から目を上げると、窓の外の風景が見えます。
今は、新緑。夏には花が咲き、秋には葉が枯れていき、冬には全く無くなり、春がくるとまた若葉が……。
自然が変化していく速度と、自分の執筆との競争です。
いえ、一緒に伴走していると思うと、力が湧いてきます。
以前、シニア生徒さんが載った新聞の見出しで、こんなのがありました。
「楽器は、シニアの伴走者」(伴奏者の間違いではありません)。
素敵ですね☆
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