ピアノの隙間に入ったエンピツ
編曲をしていた時、譜面台とフタの間のスキマに、エンピツを落としてしまいました。
演奏中に、ピアノの中で……鉛筆の音がコツコツ。
気になる! いらいら……
調律師に連絡して、取ってもらうのがベスト。
でも、きっと予定が入っていて、すぐには来られないはず。
1週間後か、早くても数日後にちがいない。
でも、そんなに待てません。
今、ピアノを使いたい。だから、今、取り除きたい。
調律師さんに叱られそうですが……自分でやることに。
まず、フタを取り外しました。(これは簡単)
中の鉛筆をとりのぞいて、またフタをはめます(これが、難しい)
やっと元通りにはまって、ホッ。
ピアノの中にあるハンマー、ピアノ線、フェルト……どれ一つ欠けても困ります。
でも反対に、異物が一つ多く入っても、困るのです。
たとえそのペンが、どんなに高品質で超高額であっても……。
何でも、適切な時、適した場で、適切に機能してこそ、その力を存分に発揮できる。
……今日は、ピアノが、そんなことを教えてくれました。
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