シニアのための編曲(1)
人間は誰でも、加齢とともに様々な能力が低下します。
もちろん、ピアノ演奏の能力も同じです。(例えば……指の速い動き、敏捷性(パッと対応するスピード)、指の独立、両手同時に異なる動きをする難しさ……等々)
では、易しい子ども向け練習曲を弾けばよいのでは?……と思われるかもしれませんが、違います。そのような曲では、シニアの方は楽しくありません。もっと、自分の好きな曲、思い出の曲、憧れの名曲☆を弾きたいのです。
そこで、シニア生徒さんが弾きやすいようにと、原曲を編曲することにしました。
単に難易度を下げればいいのか?
というと、そうではありません。
素敵な音楽、弾いて楽しい編曲でなければなりません。
その「音楽としての魅力」と「難易度」とを両立させるには、様々な葛藤があるのですが、しばらくの間、そのあたりのことを書こうと思います。よろしければ、おつき合いくださいね♪
« 先生のマルつけに新兵器 | トップページ | 作曲家の演奏力が生徒さん位だったら -シニアのための編曲(2) »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント