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2016年8月15日 (月)

シニアのための編曲(1)

 

人間は誰でも、加齢とともに様々な能力が低下します。

もちろん、ピアノ演奏の能力も同じです。(例えば……指の速い動き、敏捷性(パッと対応するスピード)、指の独立、両手同時に異なる動きをする難しさ……等々)

 

では、易しい子ども向け練習曲を弾けばよいのでは?……と思われるかもしれませんが、違います。そのような曲では、シニアの方は楽しくありません。もっと、自分の好きな曲、思い出の曲、憧れの名曲☆を弾きたいのです。

 

そこで、シニア生徒さんが弾きやすいようにと、原曲を編曲することにしました。

 

単に難易度を下げればいいのか? というと、そうではありません。

素敵な音楽、弾いて楽しい編曲でなければなりません。

 

その「音楽としての魅力」と「難易度」とを両立させるには、様々な葛藤があるのですが、しばらくの間、そのあたりのことを書こうと思います。よろしければ、おつき合いくださいね♪ 


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