作曲家の演奏力が生徒さん位だったら -シニアのための編曲(2)
作曲家が曲を作るとき、「素晴らしい曲」だけでなく、「自分の指で弾ける曲」「自分の演奏力で弾ける曲」を作ったはずです。
ですから、まず、
「作曲家は、ここで何を伝えたかったのだろう?」
と考えます。(例えば、嬉しくてワクワクする気持ちを伝えたかった、優しい甘いニュアンス、バンと緊迫感を出したかった……等々)
次に、
「もし作曲家の能力が、シニア生徒さん位だったとしたら……、どんな手法を使って、どの様な音で表現するだろう?」
と、考えます。
「きっと、こんな風にするはず」と思うように編曲するのです。
ソロ演奏の後、生徒さんが、「失敗した~!(>_<)」ではなく、「弾けた~!\(^-^)/」と思って頂くには「どう編曲すればいいのだろう?」と考えていると、様々な法則が見えてきました。
これから、それらを少しずつ書いていきますね。
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