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「ともに学ぶー1人1人のニーズに応える音楽教育実践―」が特集1、
「ずっと学ぶー成人のための音楽教育実践―」が特集2、
となっている音楽教育実践ジャーナルが、今日、届きました☆
私は、もちろんシニアピアノ教育の実践について書かせて頂きました。
興味深かったのが、アメリカの学会でご一緒させて頂いた味府先生の報告。
高木東六の作った「ザ・シワクチャーズ」という合唱団の参加条件は、
「おしゃれで歌が好きで教養のある女性」だそうで、
大正10年生まれの団員のお写真は、とてもお洒落で凛とした美しさが……。
私の教室にいらしている生徒さんと共通する素敵な魅力を感じました。
今回の特集の内容、そのままピアノに当てはまります。
仲間とともにピアノを学び、でも生徒さん1人1人のニーズに応え、
そして、ピアノを生涯ずっと学ぶことが重要……ピアノ教育のキーポイントが沢山。
12/1のシニアピアノ教育"プロフェッショナル講師"養成セミナーの時、
ある先生がおっしゃいました。
「10回終わった後も、たまに顔を合わせて情報交換したり相談できる場があるといいのですが……」
すると、他の先生方も、首を縦に振られていました。
そうですね。ピアノの先生どうしのネットワークって、大事。
幼児や子どもに教える指導者の会はあっても、
シニアに教える指導者が情報交換できる会は、言われてみればありません。
私も、誰に相談できるでもなく、孤軍奮闘してきたので、よく解ります。
きっと、他の先生方も同じ気持ちなのでしょう。
情報交換会、研究会、指導者会、ネットワーク……、
学会とか協会とか大げさな組織でなくても、
全国のプロフェッショナル講師たちが、互いに成長しあえる場があれば……。
今後の課題として、考えてみますね。
ショパンコンクール覇者であり、審査員もつとめるケヴィン・ケナーさんが、
香順ホールで公開レッスンと特別講座を行います。
世界の第一線を駆け抜けるピアニストは、
PTNAの若き入賞者に何を伝えるのか?
第40回 PTNAピアノコンペティション聖徳大学川並弘昭賞受賞記念コンサート
日時) 2016年12月18日(日)
公開レッスン:13:30-16:00
特別講座: 16:15-17:30
会場)聖徳大学 1号館 香順メディアホール
(松戸駅から徒歩5分)
聴講料)一般3800円 高校生以下2500円
http://www.seitoku.ac.jp/daigaku/music/openclassf/openclass16/kenner161218.pdf
私はあいにく行けないのですが、もし行けそうな先生は、興味ある生徒さんを連れて聴きに行かれてはいかがでしょうか?
(聴講希望の先生は、元吉に人数をメール頂ければ、受付でチケットを受け取れるよう連絡しておきます。)
元吉メールアドレス piano60piano60●gmail.com(●を@に替える)
師が走ると言われる年末ですが、どうぞ有意義な時間を……♪
先日のシニアピアノ教育『プロフェッショナル講師』養成セミナーには、
関西や新潟など遠方からの参加者が多かったこともあり、
「No4以降も一日集中で……」とのご希望も。
毎回、時間もかかれば、新幹線往復の交通費だって……。お気持ち、よく解ります。
そこで第2期は、すべて「一日集中セミナー」としました。
曜日も、すべて「日曜」です。
はるばる遠方から学びにいらっしゃる先生方の熱心さには、ほんとうに頭が下がる思いです。
そのような先生に習えるシニア生徒さんは、幸せ者ですね。
ああ、あの時、がんばって学びに行って、本当によかった。。。
将来、そんな風に思って頂けるよう、
しっかりと手立てを考えたいと思います。
第2期-シニアピアノ教育“プロフェッショナル講師”養成講座は、
2017年 5月7日(日)~ ほぼ隔月の日曜
会場)Bumbu東京スポーツ文化館ミュージックスタジオB
(新木場駅)
申込みの受付) 2017年4月2日(日)開始です。
とりあえずお知らせまで。
私の足は幅広で、靴選びに苦労します。
「Riz」の靴はわりと履きやすく、何足か持っていました。
その会社が、7月に民事再生法を適用(自己破産のようなもの)とか。
あんな「有名な会社」が無くなるわけはない。
「良いもの」は、ずっと残るはず。
……と信じていたけれど、それは単なる思い込みだったよう。
「有名でも倒産」するし、「良いものでも消える」のですね。
ちょっと寂しい。。。
でも、雲も音楽も何でも流れていくように、
良い状態がずっと続くはずはない。
山あり谷あり、どん底も天国も地獄もあって当然。
だからこそ、10年先20年先をしっかり見据え、常に進化し、
決して奢れず、謙虚さ、感謝を忘れず……
ああ、ピアノ教室も、10年先を見据え、指導も進化できるよう……
がんばります☆
生徒さんの気持ちを知るには、生徒の立場に立ってみるのが一番☆
というわけで、私も、初めてのバレエに申し込むことに。
10年前より10キロも太って恐ろしい体型だし、すぐ息はあがるし……。
どの教室でも、良いか?……というと、決してそうではありません。
募集を見て、
・隔週……あ、このペースなら、私でも通えそう。いいわ☆
・6回で終わり……6回だけなら、頑張れば何とか都合つけられそう。いい☆
・普通の教室は、発表会が年1回あったり嫌だけれど、こういうのなら無いはず。いいわ☆
・受講生の年齢層、これ大事。若い人メインでは、ついていけなくてシンドイ。子どもメインの教室なんて論外。
ここは、私より高年齢の生徒が多そう! すごくいい☆
・健康も意識した内容のよう。心が楽しく、体も健康に……それこそ私の習いたい理由。いいわぁ☆
……すぐに、申し込みました。
(ピアノの生徒さんもきっと、60歳以上・初心者・全6回・隔週などで安心されたのかも……)
第1回レッスンが近づくにつれ、楽しみの気持ち半分、ついていけるか心配の気持ち半分でドキドキ……。
(ああ、ピアノの生徒さんも、きっとこんな気持ちだったのかも……)
ついに初回レッスン。
私にもついていける内容でホッ。それに、楽しい♪
また、受講の仲間たちは、素敵な方が多い。これくらいの年齢から新しいことを習おうと思う人は、価値観が近いのかも……。
ああ、ピアノの生徒さんの気持ちに、少し近づけた気がしました。(嬉)♪
先日、新しいテキストを購入頂いたばかりなのに、
生徒さんの弾きたい曲1曲のみが、別の曲集(2000円以上)に。
ついコピーしてあげたくなりますが、コピーは「違法」です。訴えられて裁判にも……。
でも、再購入させることに少し気が引ける……のも人間。
そこで、
「私の楽譜を貸しますので、五線紙に手で書き写しては……(写譜)。」
と言いました。
「バッハやベートーベンの時代は、コピー機など無かったので、
皆、手で書き写していたのですよ♪」
ワークブックにも部分的「写譜」の課題がありますし、
「生徒に、弾く曲は必ず写譜させている」という先生も知っています。
記譜法が身につき、楽譜の細かい点にも注意がいき、読譜力もつき、良いことだらけ!
我ながら、良いアイディア (^^♪v
と自己満足するも、シニア生徒さんの次の反応に、猛反省!
「書き写している時間があったら、その分、弾く練習をしていたいです。
私、もう歳で、あまり(人生の)時間が残っていないので……。」
生の有限性……人生の最終地点を起点として、逆算し、
残り少ない人生をいかに充実して生きるかと、優先順位をつけていくのが、シニア期。
つねに時間的制約を感じながら、その中で最善のものを求めている。
……子どもの学習者との違う点でもあります。
そんな基本を忘れていた自分が、恥ずかしくなりました。
結局、他にも弾いてみたい曲があるとのことで、購入することに。
「2,268円? この程度の額、どうってことないわ。」という涼しいお顔で。
ヘンに気を使ったり遠慮した自分を、猛反省しました。
先日、ピアノの先生方と中華麺ダイニングに行きました。
そのお店のウリは「四川担々麺」とのこと。
でも、辛いのに慣れていない私は、情けないことに勇気が出なくて挑戦できませんでした(悔)。
コンビニで、担々麺のカップ麺を発見。
「練習」を思い立ちました。
ちゃんと食べられましたよ☆
またいつか、そのお店に行く機会があったら……
今度こそ、四川担々麺を注文します!
<A>子どもに教えられれば、シニアにも教えられるだろう。
シニアには弾きたい曲を弾かせていればいいのだろう。
……と考える“安かろう悪かろうの先生”。
<B>シニアピアノ教育について理論と実践からきちんと学んで指導する先生。
AとBの違いを、一般の人は見分けられるのでしょうか?
いいえ、無理です。
そこで、10回にわたり理論と実践から深く学んで、
シニアピアノ教育の“プロフェッショナル講師”を認定することに。
昨日は、その初日。
大阪・京都・滋賀・山梨・新潟……日本の色々なところから、熱心な先生方が集まってくださいました。
この日は1日集中セミナーなので、10:30から17:30までビッチリお勉強。
50分間のお昼は、皆で中華麺ダイニングにGO!
互いの呼び方も、本人希望の呼び方で和気あいあい♪
出版社の編集者さんも、いらしてくださいました。
ご一緒に作った『趣味で楽しむピアノ・レッスン』が、全国の先生方に愛用され、
そして沢山のシニアの人生が、豊かで楽しいものになりますよう……♪
10回受講予定の先生方のほとんどが、ライセンスを目指され……。
がんばりましょう☆