レッスン料を単純計算するピアノ教師
「あなたのお給料、いくらですか?」
……そんな質問、しませんよね。よほど親しい仲でない限り。失礼です。
でも、あまり親しくない先生から、こんな質問は受けます。
「レッスン料、いくらにしていますか?」
その地域の相場があると思いつつも答えると、次にこんな質問。
「生徒さん、何人いるのですか?」
答えを聞くと、
○円(レッスン料)×□人(生徒数)=1ヵ月の収入
という単純計算をして、自分と比べ、一喜一憂。
そんな計算をする先生に限って、あまり考えないようです。
良い指導をするためには、支出もあるということを。(レッスン環境のための費用、指導書や教材の購入、指導法を勉強するための費用……等々)
そして、単純計算する先生ほど、良い指導のための「努力」や「出費」は惜しむ傾向。
収入の額だけ考えれば、ピアノよりもっと良い仕事は、世の中にい~っぱいあります。
でも、それだけではない何か魅力があって、ピアノ指導をしているのです。
人を対象に、指導や教育をするというのは本当に魅力的です☆
でも一方、音楽学部キャリア教育の授業でお伝えしたように、食べていくための収入が必要なことも事実。
その二つの折り合いを何とかつけながら、多くの先生方は懸命に頑張っています☆
指導法をシッカリ学ばれた「質の高い指導」をする先生であると、周りもわかってくれて、その結果、収入にもつながれば……。
そんな一助になれば……
との願いから、シニアピアノ教育「プロフェッショナル講師」を認定します。
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