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2017年5月30日 (火)

指導人生で、初めて!の連弾

 

本日は、60歳からのピアノ:第64回ホームコンサート。

まだ5月なのに、とっても暑い日でした。なぜ?

 

シニア生徒さんたちの「ピアノへの情熱」のために熱かったのが一つ。

もう一つ、思い当たることが。

 

今まで、「兄弟姉妹の連弾」や「親子連弾」はやったことがありましたが、

なんと、「夫婦連弾」があったのです。

 

私の長い指導人生で、「初めて!」のことです。

 

奥様がご主人様に肩でチョンと合図を送ったり……息もぴったり。

 

毎年お二人で、コンサートを聴きにヨーロッパやアメリカに行かれるとか。

ああ、仲良しでいいですね(^^

 

でも、生徒さん達みんな仲良し。

仲間が車を駐車場に入れる時、誘導くださったり、

皆で歌えるようにと、合唱の伴奏を準備していてくださったり、

レッスン以外の自主練習に声をかけ合ったり、

……ピアノを通して、良い人間関係ができるって素晴らしいことです。

教室の生徒さんが、みんなが仲良しで……嬉しく思います🎵

 

これからも、レッスン、頑張りましょうね。

私も良い指導ができるように、がんばります☆

 

 

     再利用
Flower2017

                             




先日のカーネーションが枯れたので、
安いお花を買ってきて、オアシスに刺してみました(^-^;;;

2017年5月28日 (日)

長く生きてきたシニアならではの演奏を……

 

「どうだ!」と言わんばかりに、テクニックを誇示するような演奏、

大ホールで、「これでもか~」とアピールするようなバリバリ弾く演奏会、

……若いときは、そんな演奏に魅かれ、自分もそんな風に弾きたいと憧れたものです。

 

でも今は、そういうのはちょっと……No, thank you.

もっと肩の力が抜けていて、心に優しい質の高い演奏に魅かれます。

 

先日、浜離宮朝日ホールで、ハープを聴きました。

 

たくさんの楽器の多くの音による大迫力演奏と違い、

ハープたった1台の演奏。

 

でも、その1台が丁寧に紡ぐ音楽の世界、それがまた心に染みて素晴らしかったのです。

 

 

シニアの生徒さんの演奏のことを考えました。

指は、子どものようにパラパラ速くは動かないかもしれません。

テクニック的な難易度は、高くない曲かもしれません。

でも、心のこもった丁寧な演奏で、聴き手の心に伝わってくるものがある演奏。 

 

そんな、長く生きてきたシニア生徒さんならではの演奏を、うまく引き出してあげられれば……そう、思いました。

明後日はホームコンサート。シニアならではの演奏を楽しみに……♪

 

 

(山から出てきました)
Blueberry
 

2017年5月14日 (日)

最近、気に病んでいること

 

「(ピアノを習い始め)心に、爽やかな風が吹いてきたよう♪」

と、おっしゃっていた笑顔の素敵な60代生徒さん。

練習もとても熱心で、ピアノを本当に楽しまれていました。

ご主人を亡くされたと伺い、お寂しかったであろう気持ちがピアノで明るくなり、嬉しく思っていました。

 

ところが、筑波の山に登って、転んでしまい、骨折。

ドクターヘリで運ばれ入院、手術。

 

半年くらいで復帰できるかしら? と、待っていましたが、

「(運転して来るのも、ピアノも)もう、自信がない。」とか。

家に半年ひきこもっていたら、すっかり精神的に気弱になってしまったよう。

 

今、私が気に病んでいるのは、このことです。

ああ、まだ60代です。

早く、気持ちが前に向き、以前のような明るさが戻りますように……。

 

 

                             

Carn2017
カーネーション、ありがとう♪

 

10日位ひきこもるので更新しませんが、「あ~、山籠もりか。」と思ってください。

2017年5月13日 (土)

キスしてくれた男子生徒……その後

 

以前に教えていた生徒さんのお母様に、偶然会いました。

その男子生徒は、↓のように、とてもユニークで印象に残っています。

http://60piano.my.coocan.jp/today/t5.html#3

 

大学では、バンドでキーボードを弾いていたとのこと。

ああ、音楽を楽しみ続けてくれたんだぁ……と、嬉しくなりました♪

 

もう大学を卒業し社会人。

「『どうぞ、いつか遊びいらっしゃい』と、お伝えくださいね。」

と言って、お母様と別れました。

 

生徒さんがずっと音楽を楽しみ続けてくれていたと知るのは、

自分が撒いた「音楽の種」のその後を知るようで、

ピアノ教師にとって、とても嬉しい瞬間です♪


2017年5月12日 (金)

シニアに教えようと思える先生って……人間的に素敵

 

57日(日)

本日は、シニアピアノ教育”プロフェッショナル講師”養成セミナー。


当日朝、大学生等の利用が多い会場のせいか、

合宿にでも向かうような気持ちでお部屋に……☆

2時間のセミナーを3コマ、朝から夕方まで学ぶのです。

私たちも、合宿のごとく気合いを入れて……☆

 

実は受付前、アシスタントさんとハラハラしていました。

お弁当代(761)を頂くことになっていたのですが、

「つり銭のないように」と、ひとことも伝えていませんでした。

ですから、つり銭で困らないよう、小銭をたくさん用意して行くつもりでしたが、

ウッカリ忘れてしまったのです。

 

ところが! ぜんぜん困りませんでした。

みなさん、ぴったり761円を用意され、

中には、ビニールの小袋にきちんと入れて渡してくださる方も。

ああ、なんて気配りのできる几帳面な先生方でしょう!

シニア指導に大切なのは、意外とこんな気持ちかもしれません。

もちろんセミナーも、とても熱心に受講され、素敵な先生ばかり。

 

今まで私は、こう思っていました。

「ピアノを習おう」と思えるシニアって……人間的に素敵な方ばかり

 

それは、今も同じなのですが、今日、こんな風にも思いました。

「シニアにピアノを教えよう」と思える先生って、人間的に素敵な方ばかり。

 

「シニアの生徒さん」や「シニアに教える先生」のような、

人間的に素敵な人たちと、これからもずっと関わっていたい。

……そんな思いを強くした一日でした♪


2017年5月11日 (木)

「主婦の片手間レッスン」ではなく「プロのレッスン」を

 

ブログ更新をしないままでしたが、

アウトソーシングした事務局代行で少々トラブルが。

 

詳しいことは書きませんが、

でも、それを反面教師にしたいと思いました。

 

ピアノ教師というのは、「在宅勤務」もいいところ。

炊飯器ではご飯がグツグツ。

関係ない電話が来たり、ピンポ~ンとか、子どもが「ただいま~」とか……。

 

ですから、「主婦の片手間レッスン」ではなく、

プロのレッスン」をしたいものだと改めて思ったのでした。

 

私も、至らないところだらけ。

「人のフリ見て、我がフリ直せ」です。

 

他人の非を、どうこう言うよりも、

自分が、プロらしい「良い仕事」ができるよう努力するのみです。

 

 

さて、シニアピアノ教育“プロフェッショナル講師”養成セミナー(第2期)のご報告がまだでしたが、

明日、書きますね。

 

2017年5月 2日 (火)

赤字、覚悟しました 

 

セミナー初日が、ゴールデンウィーク最終日。 

自分が帰省したり、子どもが帰省していたり、旅行に行ったり、帰ってきて疲れていたり……という時。

そんなわけで、申込みがまだ定員に達していません。

日程選択の失敗……私のミスです。 

 

前回は、募集開始1週間でほぼ満席となり、

事務作業に追われたので、今回は、セミナー代行を依頼。(代行業者については、また別の機会に)

とにかく、前回より出費が多く、前回より申込みが少ない

……ということで、赤字を覚悟しました。

 

先日書いた「プロフェッショナルな音楽教師」の中の「事務能力」が、私は欠如しているようです。

今頃、とてもヘンなのですが、チラシを作りました。

もし、お知り合いにシニアピアノ指導にご興味ある先生がいましたら、知らせて頂ければ有難いです。

5_7seminor

 

マイナスのことが起こると、

「おっ! これはプラスになる予兆。ワクワク……」

と思ってしまうところが私にはあり、

良く言えば「ポジティブ」、悪く言えば「おめでたい」というか何というか……。

 

でも本当に、今までをふり返るとそうなのです。

最初、シニア指導法が解らないため「無料」で教えていた時も……、

楽器の台数を増やすために出費が痛かった時も……、

大学院にひたすら授業料を払い続けた時も……、

「その時は、と~っても大変!」だったけれど、

でも、後で必ず「あのとき頑張って、よかった♪」と思える経験をしました。

 

セミナー受講の先生方、

今は、遠方からの交通費・疲労・受講料・時間のやりくり……きっと大変なことと思います。

でも将来、必ず、「ああ、あの時に学んで、本当によかった!」と思える日がくるはず。

受講の先生方、がんばりましょう♪

私も、赤字だろうと何だろうとがんばります☆

 

セミナー詳細
(たぶん、申し込めばギリギリまで受講可能と思います)

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