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2017年6月30日 (金)

私の想像をはるかに超えているシニア生徒


今、「荒城の月」を学んでいるグループがあります。

 

前回のレッスンで、「どんなイメージで弾きたいか?」曲想について伺った時、

ある生徒さんから、こんな案が出ました。

 

『荒城の月』の最初に、『コレ』をつけると素敵では?

 

コレ」というのは……

「趣味で楽しむピアノレッスン(1)」に入っている『連弾:さくらさくら』の前奏。

Sarakusakura

実際に、そのように弾いてみました。

『さくらさくら』では、桜の花びらがヒラヒラ~と散る雰囲気でしたが、

『荒城の月』では、木の葉がハラハラ~と舞い落ちる雰囲気。

 

「おおっ! 合ってる~!」 と、お仲間の声。

 

シニア生徒さんの柔軟さに、驚かされる私。

子どものレッスンで、このようなことを言う生徒に出会ったことは、一度もありません。

 

シニアの生徒さんの発想の豊かさ、自由さは、

……私の想像をはるかに超えていました。


シニアレッスン、楽しいです♪



2017年6月28日 (水)

ミ・ファの間には、どうして黒鍵が無いの? 

 

全ての白鍵の間には、黒鍵がある

……今まで、ピアノって、そういうものだと思っていたんです。

でも、ミ・ファの間、シ・ドの間には、無いんですねぇ。 なぜですか?」

 

なぜ……シニア生徒さんから、そのような質問を受けて、うろたえる私。

小さい頃から、「ピアノとは、そういうもの」と思っていて、何の疑問ももちませんでした。

 

改めて質問され、

「半音」と「全音」の話からすればよい?

3音と第4音の間が半音で……とか、

「音階の話」から?  

どのように説明するのが、もっとも解りやすい……?

とっさに、気の利いた答え方を出来ませんでした。 

 

私は、ずっと「当たり前」と思い込んでいましたが、

実は生徒さんの方が、普通の感覚の持ち主の気がしてきました。

言われてみると確かに、その通り。

 

もし、ミ・ファの間、シ・ドの間にも、黒鍵があって……、

左から右に順に白鍵を弾くと、

全音音階の不思議な雰囲気の音が流れ……、

……ああ、なんだか、楽しい!

 

シニア生徒さんって、なんて柔軟な感覚の持ち主でしょう♪



2017年6月23日 (金)

小林麻央さんの訃報……ピアノ教師は健診に

  

小林麻央さんが亡くなったと、各テレビ局で流れている本日、

乳がん検診の問診票が届きました。

Kensin

7年前のレディース健診で、「乳がんの疑い」という結果が届き、

1年間、検査に行っていました。

 

結局、何でもなくてよかったのですが、

「健診を、毎年受けてください。」

との、お医者様の言葉。

 

きちんと受けに行くことにします。

 

この職業、心身が元気であってこそ。

健診はもちろんですが、運動不足も何とかしなくては……。

 

ピアノ教師に必要なのは、まず「健康」ですから。



2017年6月21日 (水)

ピアノを習う「不純な動機」とは?

 

あるシニア生徒さんの言葉。

「僕は、ピアノを習った動機が不純なんです。

60代で軽い脳梗塞をやって、頭がぼんやり。

脳を活性化するには、指を使うのが一番とのことで、ピアノを習おうと……。

皆さん、ピアノが好き、上手になりたいなど『純粋な動機』で習うのに。」

 

ピアノを習う動機が、「脳の活性化」。

……それって、不純な動機でしょうか?

いいえ、そんなことないと思います。

 

ぜんそく」を改善したいとの動機で、スイミングを始めたオリンピックメダリスト、

寺川綾さんは、水泳を始めた動機が不純でしょうか?

そんな風に考える人はいないでしょう。

 

健康効果が動機でも、まったく構わないと思います。

でも、結果として、水泳の気持ち良さ、ピアノの楽しさ、上達の喜び……

そんなものの虜になって、ずっと続ければ素晴らしいです。

大事なのは、「始める」こと。

そして、今、それが「楽しい」こと。

 

 

美人ピアノ教師に淫行するため、ピアノ教室に入門。

……なんていうのは、明らかに「不純な動機」ですが。

 

やだ、先日、セクハラ教師のことを書いたら、また思い出してしまいました。

その時は何とも思わなくても、「今、思えば……」みたいなことって、あるものです。

 

論文指導のとき、学習動機の話で、

上記の脳梗塞生徒さんの「不純な動機」について伝えようとした時、

教授が突然、声を荒げて異常反応しました。

「不純? そ、そんな言葉を使ってはいけない! 

不純なんて言う方が、不純なんだ!!

と、顔を真っ赤にして激怒。

私は、わけ解らなくて、すぐ話題を変えました。

 

今、思えば……、

きっと当時も、後ろめたいことがあり……、表ざたになっていなかっただけで……、

などと勝手な憶測をしてしまうので、

もう、やめます。

 

 

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爽やかな紫陽花を見て、イヤなことは忘れましょう。 

2017年6月18日 (日)

指導書『シニア世代に教える最高のピアノレッスン法』の講座、仙台で開催

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 久々に、指導書『シニア世代に教える最高のピアノレッスン法 』の講座が、

仙台の山野楽器で開かれます。

 

Kyohon1s

テキスト『趣味で楽しむピアノ・レッスン』『併用ワークブック』の講座で、仙台方面を訪れたことはありましたが、

「テキスト」の講座を受けた後で、「指導書」の講座を受ける……

……この方法、とても解りやすくておススメです☆

 

先に「指導書」の講座を受けると、

……ではいったい、どうレッスンを進めれば……?

と、具体的なテキストを知りたくなります。

 

先に「テキスト」の講座を受けると、具体的な進め方はよく解るのですが……

「では一体、どうやって生徒を集めるの?」

「シニアのレッスン料は……?」 

など、基本の話を聞きたくなるからです。

 

7/19、ぜひ、充実した時間に致しましょう♪

 

ピアノを習いたい!」というシニアの方は、沢山いらっしゃいます。

今後も、さらなる激増が予想されています。

シニアに教えたいけれど……、どう教えればよいの? 
既に教えているけれど、これでいいの?
……そんな先生は、ぜひ実践をはじめる勇気、ヒントを見つけにいらしてくださいね。

そして、5年後も10年後もずーっと活躍してほしいです☆

 

仙台方面の先生方、7月にお会いできるのを楽しみにしています♪

 

719() 11:00~13:00

●山野楽器 仙台店 8F イベントスペース

●申込み☎022797-2079

0719 ←詳細、クリックで大きく

2017年6月17日 (土)

自分が教わった先生が、セクハラ……憂鬱です

 

少なくとも何年間かは、

指導して頂いていた先生、

貴重なご助言に感謝し、「師」と仰いでいた先生、

……その先生が、セクハラ。

そう聞いて、ショックを受けない人はいないと思います。

 

風の噂には聞いていたけれど、

ハニートラップ? はめられたのかも?

……そう思っていました。

でも、この動画を見たら、現実味があり、あり得そうな気に……。

この50代男性が、私が修士論文の指導を受けた担当教授。

(私はオバサンなので、被害にあわなかったけれど)

 

恩師がセクハラなんて……、今までの感謝がガラガラ崩れ嫌悪へと変わり……気が滅入ります。

 

私も、「人に教える仕事」をしている以上、

人間として、生徒の信頼を裏切ることは絶対にしまいと心に誓いました。



2017年6月 9日 (金)

レッスン室♪に集まってきた者たち

 

レッスン室🎵の窓からの眺めです。

 

Kobushi3

春には、街路樹のコブシが、素敵な白い花を咲かせ……

 


Mado1

やがて、新緑がパワーをくれて……

 


Mado2

夏には、お向かいの家の百日紅がピンク色の花を綺麗に咲かせ……、

秋の紅葉……、

冬の雪景色……、

…… 一年を通して、様々な眺め。

 

さらに今年は、窓辺に、小鳥さんも来てくれました☆

やはり音楽に誘われて、集まって来るのでしょうか?

 

 

私のレッスン室には、なぜか素敵な生徒さんたちが集まっていらっしゃいます。

レッスン以外にも、この部屋に来るのはみんな素敵な方

 

その上、可愛い小鳥さんまで来るとは……嬉しい~♪

 

と、喜びに浸る私。(やがて、180度ひっくり返るとも知らず……)

  

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レッスン室の窓の電動シャッターが降りません。

仕方ないので、業者に修理を依頼。

Mado3  

二人がかりで蓋をはずすと…… 

Torinosu

藁がたくさん!

アッ! あの小鳥が、巣を作ろうと運びこんだらしい。

あんな小さな小鳥が? こんなに沢山?

 

修理19千円という思いがけない出費を前に、 

可愛い小鳥さんが来て嬉しいな♪ という気持ちは、180度ひっくり返り、

今は、こうです。

  オヌシ、なかなか ヤルネ!

2017年6月 6日 (火)

66歳の6月6日を、「シニアピアノの日」に


ピアノのお稽古は、6歳の66から始めるといい。

と言われ、66日が、「楽器の日」「お稽古の日」となっているそうです。

 

3歳ではないんだ。。。

 

6歳の理由を推察しました。

 

・整形外科の先生によると、「6歳」くらいで、手の骨がしっかり出来上がるそうです。

だから、ピアノを弾くのは6歳から。

 

・椅子にジッと座っていられるのは、小学校にあがる6歳くらい。

だから、ピアノの前にジッと座っていられる6歳から。

 

・細かい位置関係などの識別が、それほど困難でなくなる年齢。

だから、「楽譜」を読むのが苦痛ではない6歳から。

……etc.

 

 

でも、音楽は「3」からと言われる理由が、耳の発達。

3歳から訓練すると、絶対音感がつく割合は98%

4歳からだと、80%

6歳では、50%

9歳を過ぎると、10%以下

……と、何かの本で読んだことがあります。

 

絶対音感は、無いよりは有ったほうが良い気がしますが、

でも、良いことだけではなく、弊害も。

ジュリアード音楽院には、絶対音感のある人ばかりを集めて、

その弊害をとり除くためのクラスもあるそうです。

 

 

その問題はさておき、幼児期はリトミックや音感教育を、6歳からは指の訓練を……

と、その年齢に適したピアノ教育をすればいいのですね。

 

シニアの場合も同様。

その年齢のエイジングやニーズに適したピアノ教育があると思います。

 

 

定年の60歳から65歳の間は、まだ契約社員だ何だとバタバタぎみ。

でも、65歳を過ぎると、じっくり落ち着いてピアノに取り組めるようです。

 

66歳の66を、「シニアピアノ開始の日」にしては……?

 

いつか、「シニアピアノの日」ができるといいな……♪

などと、わくわくした今年の66日でした。



2017年6月 3日 (土)

人生で大事なことは、「ピアノ」から学んだ

 

林修のTV番組を真似て、考えてみました。

 

・親も教師も、芽がでるまで、花を咲かせるまで、辛抱強く「待つこと」が大事。 

・先をあせらずコツコツと「真の実力」をつけていくと、ピアノ大好きになり、先で幸せが待っている。

手っ取り早く、その場だけ「良い演奏」が出来ても、得るものは少ない。

・手っ取り早く弾けるようにしても、先で待っているのは、その何倍もの時間と苦労。 

・「正確なテクニック」だけの演奏は、つまらない。何を伝えたいかが大事。

・「表現したいこと」「想い」だけあっても、それを表現するテクニックが無いと、何も伝わらない。

・感情的な情熱だけの指導は、「生徒の才能」「親の地道な協力」が無いと、成り立たない。

・生徒が弾けない原因は何か?(原因の分析)、それを修正するベストな方法は?(方法) と、論理的に考えると、「指導」はすごく楽しくなる。

・「ピアノ」では、私が先生かもしれないけれど、「人間として」は、生徒さんから学ぶことが沢山。

・たとえ「素晴らしい結果」を出しても、根底に「」が感じられなければ、それは「素晴らしいピアノ指導」とは言えない。

……等々。

 

人生で大事なことは、「ピアノ」から学んだ☆


2017年6月 2日 (金)

あなたは、何を望んでいるの? ~一口のコーヒーが美味しいと思う朝

どれもこれも、自分が「やりたいこと」で、

出来ることを心から光栄と思っていること、(例えば、レッスン、コンサート、執筆、セミナー……等々)

が重なっていたけれど、今、ちょっと一段落。

 

青空が広がる爽やかなお天気の朝、

音楽をかけ、コーヒーを淹れて、口に含む。

 

芳香とともに、口の中にコーヒーが広がるこの瞬間……なんだか幸せ。

 

無事に終えられよかったと思う安堵感、

これからも頑張ろうと思う気持ち、

出会った方や支えてくださった方への感謝……。

 

これから、自分はどんな方向へ行きたいの?

目的地よりも、そのプロセスがどうありたいの?

どのような毎日を歩みたいの?

……など、自分の心とゆっくり対話をする時間。

 

ガムシャラに走り続けることも大事だけれど、

そんな時間が、人間には必要。

 

さぁ、考えましょう。

 あなたは、何を望んでいるの?

 どんな人と出会いたいの?

 どこへ行きたいの?

 

 

(ピアノでたくさんの方が幸せに……と望み、人間的に素敵な先生や生徒さんに出会いたいと……、やっぱり思っていることは同じなのでした。)

2017年6月 1日 (木)

シニアに教えるピアノ教師って、謙虚な方が……


本日のシニアピアノ講師養成セミナー(1期生)、 

指導実技は「ペアレッスン」でした。

 

T先生、O先生が演技するのは、

「ダンスが好きな68歳」「コーラスをやっている70歳」という生徒の役。

 

先生役は、先月紹介頂いた指番号のカードを活用し、

リズムカードや音符カードなども。

良いものは皆で共有して、さらに進化させ……素晴らしいですね。

 

Card1

Card2


30分の指導実技が終わると、他の先生方から、

「私も、ここは、どうしても時間がかかっちゃいます。」

「ここは、長くかけていいと思う。」

などの感想が出て、お互いにスキルアップ

 

講義の部は、成人学習論や高齢者教育学から。

教材セミナーは、「趣味で楽しむピアノ・レッスンシリーズ」のレパートリー[月光][乙女の祈り]

 

 

もう一つ、感じたことが。 

シニア指導者養成セミナー受講者には、謙虚な先生方が多い気がしました。

 

5月に、シニアに教えたいと思う先生は……と書きましたが、下のように修正します。

シニアに教えたいと思う先生って、

……謙虚で、人間的に素敵な方ばかり☆

 

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