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2017年8月28日 (月)

「レッスン見学」、もうすぐです☆

 

シニアピアノ教育“プロフェッショナル講師”養成セミナー

9回目は、「レッスン見学」です。

 

 

今まで、レッスン見学というと……、

 

・新聞記者さんなどが、見学したことを記事にすることで、

ピアノを習いたいシニアの背中を押し、

多くのシニアが、ピアノで幸せになりそう☆」と思えた時。

 

・編集者さんなどが、教材作りの参考にし、その結果、

多くの人が、ピアノで幸せになりそう☆」と思えた時。

 

……そんな時は、生徒さんにご許可を頂いた上で見学いただいていました。 

 

 

ただ、「自分のレッスンの参考にしたいので、見学に行っていいですか?」

と、個々の先生方からその都度に頂く希望には添えずにおりました。

 

レッスン料を払って習いに来ている「生徒さんのため」のレッスンであり、

これから教えようという「指導者のため」のレッスンではありません。

見学した先生は、収穫があるかもしれませんが、

生徒さんは、気になったり、緊張するかもしれません。

 

私が安易に、「どうぞ~ (^^ 」などとは言えません。

 

 

でも今回の見学会は、違います。

 

「シニアピアノ教育について、今まで8回もの講師養成セミナーで理論をシッカリ学んだ先生方に、

実際の様子も見て頂くのです。

その結果、より良いピアノレッスンを……。

そんな目的の見学会ですが、協力して頂けませんか?」

 

とお願いして、快諾くださった生徒さんたちです。

(もちろん、この日のレッスン料は無料)

 

 

・なぜ、ここで、これほど時間をかけるのだろう?

・この生徒さんは、なぜ、このような弾き方になるのだろう?

・この時、先生はなぜ、こんな言葉がけをしたのだろう?

 

普通なら疑問に感じることも、

今まで、シニアの「エイジング」「求めていること」「教授法」などをしっかり学んできた先生方なら、

きっと、理論と結びつけて理解できるはずです。

 

今週、熱心な先生方が、私の教室に「レッスン見学」に来てくださいます♪

 

先生も生徒も、お互いに有意義な時間になりますように……☆



2017年8月25日 (金)

音楽教室の「労働基準法」

 

「雇用主は原則1日8時間労働で週40時間を超えて労働させてはならない。」

と、法律で決められています。

それ以上の過重労働を強いる企業は、「ブラック企業」と言われます。

ちなみに、基準よりも月に80時間(週に18時間位)を超えると、「過労死レベル」とか。

 

 

さて、ピアノ教師の場合、どうでしょう?

 

個人教室の場合、何時間教えようと自由

労働時間に関する法律は無い。 

誰からも訴えられません

 

法定労働時間「40時間」ということは、

・全員30分レッスンとして単純計算すると……生徒数は「80」が限度。 

・上級者・受験生はもっとかかるので、平均40分レッスンで計算すると……生徒数は60が限度

さらに、

・長期・短期的なレッスン計画の作成、教材分析など「指導を良くするための準備時間」、 

・会社ならば、清掃員・営業・経理担当者などがやってくれる「雑務のための時間」、 

・指導法セミナー・演奏会・レッスン見学など「自己研鑚のための時間」

などを考慮すると……50が限度。 

さらに、自分自身の「練習のための時間」も入れると、

週にたった5時間で……40、週10時間でも……30が限度。という計算。

(「演奏活動」と「指導」、両立がいかに難しいか納得。)

 

 

先日、手指の検索をしていたら、偶然、あるピアノ教師のブログを発見。

なんと、生徒さん130に指導しているのです。

(しかも、講師を雇わず自分1で。隔週ではなく毎週レッスン)

平日だけでなく土・日曜も教え、レッスンは夜9:30まで。

すごーい!! スーパーピアノ教師

 

ところが、読み進めていくと……体調を崩され、大病のためレッスン中断。

ああ、やはりご無理がたたったのでしょうか。。。

 

 

教えたくても、生徒が来ないと悩んでいる先生も、沢山いらっしゃいます。

でも、生徒がたくさん来過ぎても、悲劇につながります。

 

自分で、自分にブレーキをかけることも大切。

 

過重労働で自殺した電通社員、高橋まつりさんは、雇用していた会社の責任

でも、ピアノ教師は、自分の責任です。

 

自分で自分をコントロールしなければならない難しい仕事だと、改めて思いました。



Zousyoku_3 たった数本が増殖した花。 見習おう、この たくましさ!

 

2017年8月22日 (火)

真夏の午後のコンサート

 

久しぶりの真夏日。

午後から、60歳からのピアノ-65回ホームコンサート。

 

・まずは、ソロ演奏。全員、暗譜です。

お盆明け、夏休み中ということもあり、「孫が来て、あまり練習が……」と言って弾かれる方も多かったのですが、それもまた幸せなことです。

 

・ソロ演奏以外に、自作曲を弾いたグループもありました。

「昼寝」「花火」「ゴーヤの歌」など……楽しい曲あり、 

「すず虫」「秋」「お月さま」「夕日」など……美しい曲あり、

「過ぎ去りし夏」「祈り」「想い」など……しみじみ感ただよう曲あり。

どれも、子どもは作れないような曲、人生を重ねた人ならではの味わいを感じます。

 

ソロ演奏ではアガッテしまった方も、自作曲演奏ではアガらない……なぜ?

やはり自分の思いをこめて、自分が作ったメロディーだからでしょうか?

 

・ティータイムには、皆で合唱

「四季の歌」「荒城の月」「浜辺の歌」を歌いました。

ピアノ伴奏をしてくださった方、指揮してくださった方、「サンハイ!」を言ってくださった方、歌詞をプリントしてきてくださった方……ありがとうございます☆

 

・自主的に前へ出て、「音楽クイズ」をやってくださった方。

・ペダルを踏んでも音がしないスリッパを、グループのメンバーにも持ってきてくださった方。

・「 “ゴーヤの歌” を作っている人がいる」と知り、自分が庭で育てたゴーヤをプレゼントした方。

それに対し「おいしいゴーヤをありがとう~♪」のような歌詞の「2番」を作ってきて、歌でお礼を伝えた方。
口でお礼を言うのではなく、「歌」でお礼するところが、粋ですね♪

 

優しく素敵な生徒さん達とともに、

暖かく楽しい時間を過ごすことができました☆

 

楽しい思い出・・・2017夏のコンサート♪

2017年8月15日 (火)

お盆休み2017☆ ~何のためにあるか、ちょっと解りました


レッスン、指導法、ピアノ教育、生徒さん、ピアノ教材、音楽……

そんなキーワードが、私の頭のなかの多くをしめている日々。

 

でも、お盆の3日間、それらのキーワードはちょっと横に置いて……、

仏壇に果物やお花を飾ってお線香をあげ、先祖に感謝。

 

娘や息子家族も来てくれて23日。

私は、久々に5人家族分の朝食・昼食・夕食の準備をして、主婦をする。

今年の主役は、4ヵ月になった孫ちゃん。

ジーッと私の目を見つめ、ニコニコっと笑ってくれると……

ああ、たまりません♪ 可愛い笑顔、最高☆ 

 

にぎやかで楽しい時間が過ぎ、お盆も終わると、

子ども達は、また次の再会を約束し、各々の生活へと帰っていく。 

仏さまも、また来年のお盆に来ることを楽しみに帰っていく。

 

私も、またピアノ教師の生活にもどって、

レッスンのこと、良い指導のことを、一生懸命に考えましょう。

 

お盆やお正月……それらの休日は、家族をひき合わせるため、

普段の生活をちょっと離れ、違う視点から考えるため、

そして、また次へ元気に進むためにある気がしました。

 

高速道路をひたすら走り続けることも出来る。

でも人間、途中のサービスエリアで気分転換することで、

また、集中して運転できるごとく。

 

それでは、エンジンをかけ、また走り出します。

とりあえず一週間後、ホームコンサートが楽しい時間になりますように……♪



2017年8月12日 (土)

1ヵ月早く、夏休み

 

実は先月、1ヵ月早い夏休みを、安曇野で楽しんだのでした。

 

201778日(土)

穂高駅からホテル行きバスが出るまで、時間があったので、

駅前のオーガニックカフェに入りました。

砂糖の代わりにハチミツ、

ジンジャーエールには、本物のショウガの輪切り。

室内にはアート。
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ガラスの器に合わせて、木の台を作ったのではなく、

木の形に合わせてつくったガラスの器。おしゃれ~

 

ホテルに着くと……わぁ、良い眺め☆

ベッドルーム・和室・リビングダイニングがあって……ゆったり~

息子家族も合流してきて、一緒に楽しいひと時を……♪。

孫くんも、前よりずいぶん成長してびっくり☆   

 元気をもらって、私もパワーアップ♪

 

 

「夏休みは、どちらへ?」

「ハワイへ。」

などという会話が、巷でなされるお盆の時期、

自分はどこへも行かないのは悔しい。

と思って、せめて記事だけは、周りが夏休みの時期に載せようと、とっておいたのでした (^^)v



2017年8月10日 (木)

夏の仲間たち

 

夏野菜……新鮮☆

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スイカ大好き☆

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冷凍庫で凍らせておくジョッキに、黒ビールを入れたらシャーベット状に。

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風鈴の音、リンリ~ン♪

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暑い、暑い・・・2017年の夏



2017年8月 9日 (水)

「朝活」も素敵☆

 

「ノマド」もいいけれど、まだ静かな早朝に……

と、早起きすることに☆

 

周りがまだ寝ている5時ごろ、一人起きてゴソゴソ……。

早朝は静かで、気持ちいい♪

 

集中できるので、作業能率もアップ!

時間をたくさん使えて、得した気分♪

 

朝活おすすめ

 

(ただし、ピアノの練習以外は……)

2017年8月 4日 (金)

初めての「ノマド」体験♪

 

静かに書き物をしようとPCを開いたら、近所で……、

ドン、ドン、ドン、ドン……バンバン!

家を建てる工事の音。

 

我が家を建てる時も、きっと周りに迷惑をかけたはず。仕方ありません。お互い様です。

でも……やはり集中できない。

うーん、困った。。。。

 

芥川賞をとった村田沙耶香さんが、「カフェで執筆すると、筆がのる。」

と何かに書いていました。

「いつも、このカフェの、この席で」と決めていたフランス文学作家も。

 

おっしゃー! カフェへ行こう。

かばんに、レッツノート・資料・ペンなど必需品を詰めて、

家から一番近いスタバへGO!

 

このカフェに入ったのは初めてですが……いる、いる!似たような人。パソコンを開き、何やら打ち込んでいる人。ノートに書いて勉強している学生さん。 

私も、さっそく仲間入り。……こういうスタイルも、気分が変わっていいですね♪

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ここのように電源やWIFIを使えるカフェを「ノマド・カフェ」と言うそう♪

そして、こういうスタイルで仕事する人は、「ノマド・ワーカー」♪

 

ノマド(nomad)=英語で「遊牧民」の意味。 近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。

 

「大工さんの騒音が……」とぼやいているより、ずっとワクワクの「ノマド初体験」でした♪



 

2017年8月 1日 (火)

プロの「責任」「姿勢」「プライド」を見習う

 

クーラーが冷えなくなったので修理依頼すると、ガス漏れとのことで、中の機械を全とりか

今回は、寝室のエアコン。(購入6年目)。

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昨年は、ダイニングのエアコンがガス漏れで、
中を全とりかえ(購入5年目)。

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その前は、レッスン室のエアコンがガス漏れで、
まるまる新品に全とりかえ。(購入4年目)

……これら全て、無料。出張料もゼロ円。

エアコンメーカーは、どれもダイキン。

 

「出費せずにすんで、ラッキー♪」という気持ち、

「この会社、破産しないかしら?」という気持ち……。

それより、

「購入56年でガス漏れなんて、メーカーとして恥ずかしい。責任もって対応しよう。」
というプロの姿勢やプライドが、素晴らしい。

 

ピアノ教師も、そんなプロの姿勢・責任・プライドを、見習いたいと思いました。

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