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2017年10月21日 (土)

“エリーゼのために”が、数週間で弾ける!……わけはない

 

「一日たった〇分、〇週間で“エリーゼのために”が弾ける!」

みたいな魅力的なタイトルを見せて、売ろうとする類の本があります。


その人参にひかれて、購入する人は必ずいるので、

発売当初、多く売れます。


しかし、実際に弾けるわけはありません。

そんな虫のいい方法、美味しい話はありません! 


すると、

「タイトルに偽りあり」

だまされた

「買って、お金を損した

……読者はそう思うでしょう。

悪評は自然と広がり、数年で消滅していく本が結構あります。


一方、人参など使わず、真に内容で勝負する中身の良い本は、

最初のうちは、それほど売れないかもしれません。 

しかし、読者が、

買って、よかった!

と心から思うと、人にお勧めしたり、推薦図書にしたり……。

そして、結果として売れることに。


単に売上を伸ばすためだけに、

人参をチラつかせる本、

価格を低く設定して、伝えたい事が伝わらない「安かろう悪かろう」の本

読者に、「だまされた」「買って損した」と後悔させる本、

を出してはいけません。


もっと基本にもどり、何のために本を出すのか? 

その本で、人々を幸せにするため、世の中を良くするために出すはず。

 

そんな、人々を幸せにする良書を、私は誠実に書きたいと思います。



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