弾けなくても、「ストレス」に感じなくなった生徒さん
生徒A:「この曲、難しくて弾けるようにならず、
ストレスになっちゃったんです。
でも、発想を切り替えたら、すごく楽に……。」
私:「発想を、どう切り変えたのですか?」
生徒A:「以前は、
『上手に弾かなきゃ!』
『うまく弾けないと、恥ずかしい!』
……などと考えていました。
でも今は、こう思うようにしたんです。
弾けないから弾けるようにと頑張っている時、脳の活性度は高い。
スラスラ弾けるようになっちゃうと、脳の活性度は下がる。
だから、たとえ弾けなくても、
『ああ、今、脳にとても良いことが起こっている!』
と思うようにしたら、すごく楽になりました。
全然ストレスじゃない!」
わあ、この考え方、なかなかいいです☆
そして、もし弾けるようになったなら、それはそれで素晴らしい。
「弾ける喜び」も「脳活性」も、一生懸命に努力してこそ得られるご褒美です♪
(努力しないと、両方とも手に入りません)
先生も、「上手に教えなきゃ」、「生徒がうまく弾けないと恥ずかしい」と考えるとストレスになるので、
「教えられる喜び」に感謝し、なるべく「脳」を知恵を使った指導をしたいものです♪
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