「ピアノ教師の品格」……って何?
1カ月ごとの期間限定で、着手金の無料キャンペーン・割引キャンペーンを繰り返す広告を掲載していた「アディーレ法律事務所」が、
「弁護士として品位を失う行為」と、断罪されたとの過去記事。
「弁護士としての品位」かぁ。。。
ピアノ教師も、期間限定「入会金無料キャンペーン」や「月謝割引キャンペーン」を繰り返し続けると、
「ピアノ教師としての品位」を失うのでしょうか?
『国家の品格』や『女性の品格』の本はベストセラーだし、
最近、「相撲の品格」という言葉も耳にします。
「ピアノ教師の品格」って……いったい何?
「品格」を広辞苑で見ると、
・品位・気品(どことなく感じられる上品さ)
・人に自然にそなわっている人格的価値。
つまり、どことなく上品さを感じる話し方や振る舞いをして、上品そうな服を着れば……
「品格のあるピアノ教師」でしょうか?
いいえ、ちがう気が……。
よく解りませんが、
「期間限定の無料キャンペーン。今、入るとお得ですよ」
「二人で入れば、〇円に割引するよ。
さぁ、いらっしゃい、いらっしゃい。」
とバナナのたたき売り的なことをしない先生。
レッスンは、バナナや、2本なら安くなる大根ではありません。
「音楽」「芸術」を扱っていて、
「教育」という聖職にある。
くらいの誇りを持っていてほしい。
弁護士が、仕事が欲しいからと「期間限定キャンペーン」をしたり、
医師が、患者に来て欲しいからと「診察料の割引キャンペーン」をすれば、
品位を失ったと言われるように、
ピアノ教師も、やってはいけない一線があるような気がしました。
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