演奏曲『夏は来ぬ』への想い
『趣味で楽しむピアノ・レッスン
レパートリー 月光』の “夏は来ぬ” を、
あるグループが、習い始めます。
♪卯の花の 匂う垣根に~
いつも新曲を弾くときは、
「調べられる人は、曲について調べてきてください。」
と伝えてあります。
昨日は、初めてこの曲を習うレッスンだったので、聞いてみました。
「どなたか、曲について調べられた方、いますか?」
ある生徒さんが、歌詞について調べてきてくださいました。
そして、家に咲いている「卯の花」の写真を撮って、
プリントしてきてくださいました。
実は私、「卯の花」を見たことがありませんでした。
というか、
垣根に「おから」がポコッポコッとなっている様子をイメージしてしまうくらいの無知。
恥ずかしい。
でも、もっと若い、小学生くらいの子は、
「夏は来ぬ」を、「夏は来ない」と思う子も……(笑)。
あの有名な「ふるさと」の歌詞、
♪兎追いし~
も、「うさぎ 美味しい~」(ウサギを食べると、美味しい)
と思う子も……。 (^◇^)
それに比べ、シニア生徒さんは、
歌詞の意味を、きちんと理解していて、
実際の花も香りもよく知っていて、
本当に理解して、その曲を弾かれる。
テクニックがどうこうより、
生徒さんのそんな深さや想いもまた、大切なものに思えます。
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