手の障害とピアノ奏法
・体に「痛み」を持っているということ、
・片方の手が使えないということ、
……それが、こんなにも不便で大変なものと、知りました。
本棚から、手の障害とピアノ奏法について書かれた本を取り出し、ペラペラ。
・手に障害を起こしたシューマンの話から始まります。
彼は、教師に無断で指を強化する器具を使って訓練して、
中指と薬指が伸びなくなってしまったそうです。
その他にも、興味深いことが色々。例えば……
・打鍵の瞬間には、指先に最大数キログラムの力が加わる。
・障害を起こした練習内容は、8割が「オクターブ奏」をはじめとする手を広げるテクニック。etc.
腱鞘炎が「完治」とまではまだ言えないのでピアノは弾いていませんが、
おかげ様で「痛み」も「腫れ」も無くなり、ホッとしています。
両方の手がふつうに使えること、どこも痛くないこと、
……その有難みを、改めて感じています。
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