最低のピアノ教師……(猛反省)
今も、頭の隅にひっかかっていること……。
地域交流会でシニアピアノの発表をさせて頂く機会を、
生徒Nさんが持って来てくださいました。
とても勉強になる良い機会なので、大賛成しました。
生徒Nさんは、主催者側との連絡だけでなく、皆に配るプリントをPCで作ってくださったり、作ったものをまめに見せにいらしたり、実によくやってくださっています(感謝)。
自主的にされているので、そのご好意に、ついつい甘えていた私。
「先生も1曲、弾いてください」と言われたので、
「今度の会は、そういう会ではないから」と断るも、
「みんなも聴きたいから。ぜひ! ぜひ!」
と言われ、弾くことに。(先日のリハーサルでも、気分よく演奏しました♪)
ところが、そのリハーサルで、
Nさんは、曲の途中で止まってしまい……散々な演奏。
最後は、客席に向かって「すみませんでした」
と、頭を90度に下げて、席に戻りました。
私は、猛反省。
本当に申し訳ないことをしてしまいました。
きっと……、裏方ばかりしていて、十分な練習時間をとれなかったのでしょう。
「生徒さんに、頭を下げさせてしまう」なんて……
……先生として最低! 指導者失格。
ああ、ごめんなさい。。。
・「上手な演奏」は、先生がしてくれるから、
自分は、弾けなくてもOK。
……それは、ちょっと違う気がします。
この会の趣旨は、
「60歳を過ぎて、初めてピアノに挑戦して頑張っている姿を見て頂く」ことです。
・小さいころから習っていた先生だけパラパラ弾いて、生徒さんはボロボロ……という演奏会。
……それも、絶対に違います。
主役は、生徒さん! なのです。
先生の役割は、生徒さんが良い演奏をできるように「指導」すること。
今度の会で、先生の演奏は無い方がよい気がしてきました。
私は弾かないことに決めます。
そして、生徒Nさんがやっていた裏方の仕事を、私がすべて引き受けます。
Nさんには、ぜひ練習に専念してほしいのです。
そして当日、シニアならではの素敵な演奏をして欲しいです。
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