確実な暗譜をするために [5]
アガッた結果、一番怖いのが、
暗譜が飛んでしまい、弾くべき音が解らなくなること。
何回も弾いているうちに、「手の慣れ」で「なんとなく」暗譜で弾けるようになるものです。
でも、そういう暗譜は、本番で非常に危険。
口・目・耳・脳・指……様々機能を使って覚えると、
より安心な暗譜に。
⑫ 口……片手ずつ、暗譜でドレミ唱できるようにしておく。
万が一、ミスタッチしても、ドレミがわかれば復活できます。
⑬ 脳……曲の構造・和音進行などをしっかり記憶している暗譜は、
指だけでの暗譜よりも何倍も安心。
⑭ 目……楽譜をジーッと見て、フィルムに焼きつけるごとく画像として覚える。
目を閉じても、目の前に楽譜が浮かんでくれば、心強いです。
⑮ 耳……録音した演奏を何度も聞いて、耳からも覚えておくと安心。
プロの演奏を聴いても、自分の演奏の録音を聴いても、勉強になります
⑯ 指……何度も弾いて何となく手が覚えた「指だけ」の暗譜は危険ですが、
そうかと言って、「口、目、耳、脳だけ」での暗譜もまずい。
その両方があって、初めて良い暗譜奏ができるのです。
指が勝手に動くくらい、弾き込んでおくことももちろん大事。
(つづく)
明日から涼しいらしいので…… お別れ
さようなら、夏2018
お素麺、夏野菜のカレー、夏野菜、スイカ
また来年、お会いしましょう♪
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