2018年11月14日 (水)

3年ぶりの生徒募集

 

趣味で楽しむピアノ・レッスン』が出た時、

1巻の最初から、真っ白な方を教えてみたい!」

と、生徒を募集しました。

3年たった今、その生徒さんたちも、もう3

 

来年は、『趣味で楽しむピアノレッスン レパートリー 』に入ることでしょう。

 

順調に進んでいることを嬉しく思い、

今後も、もっと色々な曲を弾けるように指導したいと思います。

同時に、第1巻からのレッスンをふり返り、

また新たな実践を始めたいと思いました。

 

レッスンの実践省察→指導法の修正→レッスン実践省察→指導法の修正

というサイクルが、ぐるぐると永遠にくり返され、 

メソードは、少しずつ少しずつ改良されていく。

(『省察的実践とは何か』(ショーン)より)

Shone


                               

というわけで、3年ぶりに地域紙に募集を載せました。

 

それを見てくださったシニアの方と、新たな出会い。

本日、そのレッスンがスタート☆

 

ピアノで、たくさんの素敵な時間を持てますように♪

 

生徒さんはもちろん、指導者も。



2018年11月12日 (月)

【★祝★】 「シニアピアノの日」が、記念日に登録されました!

 

66歳の6月6日は、

 シニアがピアノを始める日☆

 

6月6日が、「シニアピアノの日」として記念日登録されました。

 

昔から「おけいこ事は、6歳の6月6日から」と言われていました。

「子どもが習うもの」とされていたピアノを、

最近は、リタイア後に楽しむシニアの方も増えています。

 

……とはいえ、60歳過ぎてピアノを習うのは、勇気がいる方も。

 

そこで、66歳の日を「ピアノを始める日」とすることで、

一歩踏み出す勇気につながれば……。

そして、一人でも多くのシニアが、ピアノで豊かな人生を。

 

……との願いから、記念日に

 

この日に、シニアの募集や発表会をするなど、ご活用いただければ……と思います。

 

Kinennbi_3

日本記念日協会ホームページの、「今日の記念日」に「日」を入れると出てきます。「ピアノ」を入れても可。

 

日本中のシニアが、ピアノで幸せになりますように……♪



2018年10月20日 (土)

「生徒募集」のアンケート、結果が楽しみ☆

 

シニアピアノ教育研究会には、4つの分科会があります。

「シニアの奏法」を考える分科会、「シニアの自宅練習」を考える分科会、「シニア指導に関する調査研究」の分科会、「シニアの生徒募集に関する分科会です。

 

シニアの生徒募集」分科会は、

効果的な募集法はどのようなものか?

調査したり、検討したり、ツールを作ったり()する予定

 

分科会メンバーは、すでにアンケート用紙を作成して先生向けに配布済みなので、

次回の研究会では、結果がわかるでしょう。 

 

「募集チラシ」も、作ったことのある先生は持参して、互いにシェア。

既に、メール添付くださった先生もいらっしゃいますが、

業者依頼のもの、自作のもの……素敵なチラシが色々!

 

アンケートは、どんな結果になるのでしょう?

どんな素晴らしいチラシが集まるのでしょう?

 

……21日(日)のPES研究会が、とても楽しみです☆

Pesken3
配布資料

2018年10月 2日 (火)

久しぶりのノバホール

 

あの頃……

生徒が満杯(空き待ち)で、

子ども達はまだ小さく、

リウマチの義母のお世話もし、

自分自身もレッスンを受け続け、

週数回は泳いでいたあの頃……

 

発表会1年前になると、いつもノバホール(大ホール)の抽選に行っていました。

 

やがて、市に中規模ホールができたり、

私が転居したり、

シニア指導を始め、

その指導法研究のため大学院に行ったり……

「あの頃」とはずいぶん状況が変わり、

ノバホールから遠ざかって……。

 

最後に抽選に行ったのは、たしか、

素晴らしい音楽家たちと一緒にチャリティーコンサートをした時。

 

久しぶりにノバホールへ。

あの頃は無かった小ホールも出来て、時代の流れを感じます。

 

Novahall

ロビーのベランダに咲く花。

 

今、自分がやるべきことは何だろう?

さぁ、楽しく頑張ろう。

……そんな風に思えたノバホールでした。

 

2018年5月29日 (火)

日本のレッスン室は、除湿も空調も……

 

夢の中にいる明け方4時、漏電警報がピーピーピー!

 

心地よい眠りは、中断。

起きてブレーカーを上げても、すぐ落ちる。

原因の箇所を突き止めると、レッスン室の空調。

 

コンセントを抜き、朝を待って修理依頼。

 

 

本日、メーカーが調べにくるとのことで、

配電盤の下を片づけ、エアコンそばの楽器を移動し……バタバタ。

 

ところが、

調べてもらうと……「漏電していません。

エアコンを入れても……まったく問題なし

Aircon_2

 修理のおじさんは、こう言いました。

「たまに、あるんです。

室外機が、朝露などでこういう状態になること。

でも、僕たちが来る時間は陽が照るので、問題なしということ。」

 

ガクッ (>_<)

 

でも、反対の状態、

本当は漏電しているのに、警報機も無く気づかないで火災」

よりも、

警報機が鳴って起こされても、漏電ではなかった

方が、まだマシ。

 

 

海外の広い敷地内の一室で弾くのではなく、

日本のウサギ小屋でピアノを弾く場合……

隣近所に配慮して、部屋を閉め切って弾きます。

 

ヨーロッパのようにサラっと乾燥していなく、

ジメジメした日本の場合……

締め切った部屋は、除湿空調も必要。

 

そして、このような空調機トラブル。

 

どんな気候であっても、世界各国の人が弾きたがるほど、

ピアノが、魅力的な楽器」なのだと思うことにします

 

 

2018年5月21日 (月)

2つの「体験レッスン」 を受けた結果……

 

今回は、カルチャーセンターの「はじめての大人バレエ」の体験レッスン。

 

<良くなかったマイナスポイント>

1人しかいない受付スタッフが電話中で、3分以上も待たされ、かなり印象ダウン。

ピアノ教室も、レッスンだけでなく、事務作業も大切。

 

・教室には大きな窓があり、外の通行人から中の様子がマル見え!

 子どもならいいけれど、大人は……。配慮が無さすぎ。

ピアノも、大人の生徒には、子どもとはちがう配慮が必要。

 

・「はじめての……」という講座名なのに、絶対に経験者!という人が数人。

そのためか、かなり難しい内容もあり、初心者はついていけない。

ピアノ講座も、「初心者」と「経験者」は、絶対に分けるべき 

 

・1つの課題が終わると、先生はうつむいて、次にやる内容を考えている。

その30秒~1分の間! 生徒は、ボーッと待たされる。

プログラム、ちゃんと考えておかなきゃ!」……同じ指導する立場の者としては、厳しい目

 


<良かったポイント>

・私以外の受講者5人、皆さん親切で、嫌な人はいなさそう。

一緒にレッスンを受ける仲間も、重要なポイント。

 

・音楽に合わせて体を動かすのは、やはり楽しい。

(「ピアノって楽しい」と体験して頂くのが、体験レッスン

 

・「発表会なんて無いですよね」と、帰り際に確認すると、「無い」とのことでひと安心)

子どものピアノ発表会に、大人の生徒さんが出たくない気持ち、よく解りました。

 

・「生徒さんがお休みしても、「振替え」や「返金」はありません。

でも、雪などによる休講・先生の都合による場合は別です。」

と、受付できちんと説明。最初に言ってくださると、有難い。

(ピアノ教室も、「言わなくても解るはず。常識だし……」ではなく、

きちんと「教室規約」の説明を。)

 

 

ああ、どちらのレッスンにも、良い部分と悪い部分。

長短あって、選べない。

さあて、どちらに致しましょう? 難しい。うーん……


 


Sushi

2018年5月19日 (土)

「体験レッスン」 を受けた体験記(1)

 

なんとか断らずに、1つ目の「体験レッスン」を無事に受けられました。

 

まずは、歩いていけるくらい近いスポーツクラブの「ヨガ」レッスン。

(ピアノ教室と通じるポイントが、たくさん見つかりました)

 

<良かったポイント>

・何曜の何時に行ってもOKなので、自分のペースで受けられる

・他の1つよりもレッスン料が低い割に、週に何度でも受けられる。

(ピアノ教室も、習う時間に対するレッスン料の額は、やはり気になるところ)


・シャワールーム・マシンなどの備品も充実

(ピアノ教室も、駐車場・使う楽器など備品も大事かも)


・ヨガの先生が素敵で感じ良かった。きびきびとしたレッスン進行で、さすがプロという感じ。

(ピアノ教室も、先生レッスン進行……これは大きなポイント)

 

<マイナスだったポイント>

・「何曜の何時に行かねばならない」と決まっていないので、意志薄弱の私は行かなくなりそう

(「_曜日の_時」と決められているピアノ教室、意外と良いのかも……)


・生徒の雰囲気……少数だけれどハデハデ衣装のイケイケおばさんのような人もいて引いてしまった。

(私のピアノ教室は素敵な生徒ばかりですが、もしヘンな生徒1人いたら、きっと……)


・レッスン後……には良いと感じたが、も楽しいとはあまり感じなかった。 

 (ピアノも、上達だけでなく、楽しいと感じて帰ってほしい)

 

次は、もう1つの体験レッスン。

さてさて、どうなることやら……

                    (つづく)


 Syoka           

2018年4月23日 (月)

音楽教室から著作権料……ピアノ教師として解決策を

Jas_2

「音楽教室でも著作権料?」の掲載新聞の最後に、

「この問題についてご意見をお寄せください」と、書いてあったので、

ピアノ教師の一人として、次の文を送信しました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次のような方法をとることで、問題が解決すると考えます。

 

著作者が、

「楽器演奏の練習や指導を目的とする場合に限り、

無料での楽曲使用を許諾します。」

と意思表明した楽曲には、

学習・指導における著作権フリー」と付記する。

 

 

そのような仕組みにするためには、

文化庁が所管している「著作権に関する法令」に、

次の条文の追加が必要です。

 

第〇条: 「楽器演奏の練習や指導を目的とする場合に限り、著作権フリー」
と、著作者が意思表明した楽曲には、著作権は及ばない。

 

著作者の没後50年以上の曲(第52条)・民謡などと同様に、

「学習・指導における著作権フリー」の楽曲には著作権が及ばないとするのです。

 

 

●著作者は、著作権料の収入は減るかもしれません。

しかし、その曲の「楽譜」は売れ、「CD」も売れ、その曲が多くの人に演奏され普及し、結果的に、著作者は収入増となるはずです。

(著作権は、JASRAKのためにあるのではありません。

著作者のためにある法令です。)

 

増収のためだけでなく、日本の音楽文化の普及のためにも、

「学習・指導における著作権フリー」を選択する著作者は多いと考えられます。(略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

音楽教室のためにも、学習者のためにも、良い方向に向きますように……♪

2018年3月17日 (土)

ピアノ教師の「金銭感覚」

 

「音楽学部の人は、お嬢様~みたいな人ばかりで……」

というTさんの言葉を、11日のブログに書きました。

 

確かに、幼少時に「ピアノを習えた」というのは、

ピアノを買えないほど「お金に困っている家庭の子ではなかった」ということで、

よって「お金で苦労した経験が少ない人」の割合が高い。

 

また、芸術家は「金銭感覚」があまり……とも言われます。

 

 

セミナーを受ける立場だけでなく、主催する立場でも同じ。

金銭感覚に欠けているというか……、

良い指導」のことは深く考えても、

あまり「収支」等は考えず、厳密にキャンセル料を頂くなども慣れていません。

 

他の世界のセミナーを知っている事務局スタッフから、ゲラゲラ笑われて、

その感覚は、あまり自慢できるものではないと反省。


ピアノの世界以外でも通用する考え方」の出来る人になりたいと思いました。

 

 


Spring2 

                           

2018年3月 6日 (火)

音楽教室は……素敵な文化を発信する華やかな場所だった?

 

近くの西武筑波店が閉店になったので、松戸に伊勢丹があったはず……と、行きました。

 

ちょうどセールをやっていてよかったのですが、

何となく雰囲気がヘン。

 

今月末に「閉店」するためのセールだったのです!

 

個人経営の小さなお店が閉店ではなく、

大きな「有名百貨店」ですよ。

 

小さい頃、「伊勢丹で買ってもらったコート」などを着ていると、

近所のおばさんから「素敵ね♪」なんて言われ、

子ども心にも、上質の服を着ている気分がしたものです。

Isetan

高度成長期、華やかだった場所が、今、どんどん消えています。

 

高度成長期、しょっちゅう足を運んだ「街の書店」も閉店。

 

個人のピアノ教室の生徒減はよく聞くけれど、

駅前に必ずあった(東口にも西口にもあった)大手音楽教室も、英語教室になっていたり閉室したり……。

 

デパート、書店、音楽教室……、

あの頃、素敵な文化を発信してくれ、新たな時代を感じられた場所が、

今は、あまり人々から求められなくなった。

 

いえ、もっと人々のニーズに合った魅力的なものが、他に出来たのでしょう。

時代の自然な流れ。 

 

 

ただ、「ピアノ教室」とひと言で言っても、

シニアピアノ領域だけは、高度成長期には聞かなかったけれど、

でも今、人々から求められている領域の気が……。  


少しでも良い指導を……。

と、身の引きしまる思いです。  


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