ピアノ教師が人生をかけてやること……社会的責任
「シニアのピアノ学習」に関する研究をさせて頂いた母校から、
「ニュースレター」が送られてきました。
目を通すと、岡本智周先生が早稲田大学にご栄転との記事。
私の博論の審査員の一人で、本当に多くの学びを頂いた先生です。
「研究の力量」が高いだけでなく、
「人を教える者」としても「人間」としても心から尊敬しています。
先生のメッセージも掲載されていたので、抜粋を……。
・博士修了の後に、研究者・実践者としての仕事は始まる。
・「博士論文規模の仕事」を四つ五つと成し遂げていくことが、人生の課題と心得て、自分の活動を継続・前進させてください。
それが修了した者の社会的責任。
・人生を賭して探求を続けている人と……。
ああ、メッセージを読んで、気持ちを新たにするのでした。
博士研究の成果を活かした指導メソードを、社会に還元する活動を継続・前進させるのは、
……この研究をしてきた私の「社会的責任」。
今まで、研究成果を活かして、
指導書や教材の出版・その講座・セミナーでの講師養成や認定・「日本シニアピアノ教育研究会」の立ち上げ・「シニアピアノの日」「趣味で楽しむピアノ交流会」……
……様々な活動をしてきましたが、
今後さらに幾つかの「博士論文規模の仕事」を成し遂げることを「人生の課題」と心得て、
人生を賭して継続・前進させていこう……
……そう、思えるのでした。
とりあえず、次の国際音楽教育学会で、
「日本のシニアピアノ教育」について、世界に紹介して来たいと思います。
改めて、素晴らしい先生に出会えた幸運に感謝☆